レクサスRX450hL画像、ロングボディ3列シート仕様がジュネーブショー出品

レクサス

RXシリーズにリアオーバーハング延長による3列シート仕様を設定

レクサスはジュネーブモーターショー2018でエントリーSUVのUXシリーズを公開した。一方でSUV上位のRXシリーズでは、既に日本発売されているロングボディバージョンをカットボディとともに公開し、SUVラインアップの強化が図られた。

(写真は新型RX450hL)
RX450hL

新型RX450hLのボディサイズは全長5000mm×全幅1895mm×全高1725mm、ホイールベースは2790mmとなる。ホイールベースについてはこれまでのショートボディのRX300やRX450hと変わりが無い。リアオーバーハングは110mmの延長を受けており、このスペースは3列目シートとラゲッジに割り当てられた。

RX450hL リアコンビネーションランプ

RX450hLのサードシートの実用性は低い、緊急用としての割り切りが必要

全長5mに達するボディであるが、やはりクロスオーバーSUVということで、ワンボックスカーのように広々というわけにはいかない。3列目シートはあくまで子供用あるいは緊急用で、大人が乗車するなら縮こまった体勢を強いられることになる。

RX450hL 三列目シート

プレミアムチャネルのレクサスで、こういったモデルを市販させてしまうのも考えものではある。しかし通常時は3列目シートを折り畳んだ状態で使用するユーザーも多そうで、これなら従来型RXシリーズのラゲッジ拡大版として、存在意義があるのではないだろうか。

RX450hL 三列目シート収納スイッチ RX450hL トランク

サードシートは左右独立コントロールできる電動格納式となっており、急に3列目シートが必要になった局面においてもスムーズなシートアレンジが可能となる。スイッチはラゲッジ左と3列目シート右に置かれる。ちなみに2列目シートも電動格納式を採用する。

3列目シートは専用のエアコンコントローラーと吹き出し口が備わる。

RX450hL ジュネーブモーターショー2018

RX450hLに搭載されるパワートレインはV6 3.5Lハイブリッドで、最高出力123kW(167ps)、最大トルク335Nm(34.2kgfm)のパフォーマンス。これらはショートボディのRX450hと変わらない。JC08モード燃費は17.8km/Lと車体重量が増えた分、少し悪化する。

レクサス RX450hL

RX450hではFF仕様も用意されたが、RX450hLでは50kW(68ps)、139Nm(14.2kgfm)のリアモーターを装備したE-Fourのみが設定される。車両価格は消費税込み769万円で発売中となっている。

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