次期RXは2015年夏の発売が予想される、ボディサイズ拡大とラグジュアリー化
レクサス・RXシリーズのフルモデルチェンジが2015年夏に計画されている。
最近のレクサスでは、このRXシリーズよりワンクラス下のNXシリーズが今年新たにラインアップとして加わり、販売が好調となっている。対する現行RXシリーズは2009年発売の3代目モデルで既にモデル末期となっており次期型へのフルモデルチェンジ計画が進められている。
レクサスRX200tとして8AR-FTS型2.0Lターボ搭載が検討されている
さて、現行のRXシリーズと、新型のNXシリーズを比較してみると、実はボディサイズの差は小さい。
RXシリーズは全長4770mm×全幅1885mm×全高1690mm、対するNXシリーズは全長4630mm×全幅1845mm×全高1645mmとなっており、全長だけで比較しても14cmしか変わらないことになる。差別化のため次期RXシリーズはボディサイズの拡大が予想され、より一層ラグジュアリー感が与えられたモデルとなることが期待される。
ただし、次期RXシリーズに搭載されるパワートレインについては、一部NXシリーズと共通化される部分があるようだ。トヨタ新開発の8AR-FTS型2.0Lターボエンジン搭載モデルがRXシリーズにラインアップされる計画となっている。8AR-FTS型はNX200tとしてNXシリーズより市販がスタートしたばかりで、そのパフォーマンスは最高出力238ps、最大トルク35.7kgmとなる。
この他に、V6 4.5Lハイブリッドを搭載したRX450hも引き続きラインアップが継続され、燃費性能の向上も盛り込まれるはず。ただし、現行RX270としてラインアップされる直4 2.5Lエンジン搭載モデルは廃止となるだろう。