トヨタがレクサスNXの受注台数を9500台と発表、NX200tとNX300h半数ずつ

レクサス

レクサスNX200t、NX300hが大人気、ドイツ系プレミアムブランド対抗の新型SUV

2014年9月4日、レクサスは新型NXシリーズの受注台数が9500台に達したことを発表した。

(写真はNX300h)
レクサスNX300h

レクサスNX200t、NX300hは2014年7月29日に発売された。車体は北米RAV4をベースとしながらも、レクサスブランドならではの高級感が与えられる。そのボディサイズは全長4630mm×全幅1845mm×全高1645mmということで、メルセデス・GLK、BMW・X3、アウディ・Q5といったドイツ系プレミアムブランドが得意としてきた高級クロスオーバーSUVのカテゴリに投入された。

(写真はNX200t)
レクサスNX200t レクサス 新型NX200t F SPORT

レクサスNXの初期受注が月販計画の13.6倍、NX200tとNX300hほぼ同数

新型レクサスNXシリーズの価格はベースグレード(FF)のNX200tが税込み428万円から、同じくNX300hが492万円からとドイツ系ライバル車よりもお買い得な設定が与えられ、好調な初期受注を得ることができた。上級のF SPORTもそれぞれに設定されこちらも好評とのこと。購入層は40代男性が中心となっており、レクサスブランドのエントリー世代が浮かび上がってくる。

ただし、9500台という受注は月販予定700台の13.6倍に相当し、納車待ちが長くなることが予想される。生産はトヨタ九州の宮田工場にて行われる。

レクサスNX200t インテリア レクサス300hインテリア

NX200tとNX300hの受注比率は、ほぼ半数ずつとしている。NX200tは新開発の8AR-FTS型2.0Lガソリンターボエンジンの搭載で、トヨタ期待のダウンサイジングターボとして注目されている。最高出力238ps、最大トルク35.7kgmのパフォーマンスながらも、JC08モード燃費は12.8km/Lとやや物足りない印象か。従来型パワートレインの2AR-FXE型2.5Lハイブリッドを搭載するNX300hも健闘していると感じた。NX300hのJC08モード燃費は21.0km/Lとなる。

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