次期レクサスRXの生産計画、春のニューヨーク国際オートショーで市販プロト公開か
レクサスではRXシリーズのフルモデルチェンジが計画されている。その次期モデルの生産が2015年夏頃にスタートされる見通しとなった。2015年4月に開催されるニューヨーク国際オートショーでは、次期RX市販プロトモデルが公開されると予想される。
次期RXは直4 2.0Lガソリンターボエンジン搭載、ボディは大型化しBMW X5と直接的なライバルに
近年のトヨタでは、国内外のクロスオーバーSUV車種の刷新を進めてきた。
まずは海外市場向けの普及車クラスとしてRAV4をフルモデルチェンジした。日本市場向けには、この海外仕様RAV4をベースに開発した新型ハリアーが東京モーターショー2013でデビューし、販売が好調となっている。そして、プレミアムクラスとしてレクサスNXが2014年に新たに市場投入された。
そんななか、次に計画されているのがレクサスRXのフルモデルチェンジである。ワンクラス下のレクサスNXがラインアップされたことで、次期RXは大型化されて全長は4.9m前後になることが予想される。
ライバルはやはりドイツ系プレミアムブランドのSUVとなるが、なかでもBMW X5はボディサイズが最も近くなり、2013年の発表からまだ日が浅く直接的な競合車となるだろう。
(NX200tに搭載される直4 2.0Lガソリンターボエンジン)
次期RXシリーズに搭載されるエンジンとしては、まずはNX200tに先行導入された直4 2.0Lのガソリンターボエンジンの採用が確定的とされる。3.5LのV6エンジンについても改良版の開発が進められているが、日本仕様のV6はハイブリッドのみとなる可能性もある。