レクサス・GS Fがデトロイトでワールドプレミア、5.0L V8エンジン搭載セダン

レクサス

レクサスGSシリーズにV8モンスターエンジン搭載のGS Fが追加ラインアップ

レクサス・GS Fがデトロイトで開催された北米国際オートショー2015でワールドプレミアを迎えた。

(画像は新型GS F)
GS F

レクサスは新型クーペのRCシリーズを昨年2014年に発売しており、そのトップモデルとして5.0L V8エンジン搭載のRC Fを設定していた。この5.0L V8エンジンは、それ以前のラインアップではIS Fとして、4ドアセダン車へ搭載されてきた経緯を持つ。
当然、V8セダンを待ち望む声もあるわけで、今回の新型GS Fの発表に至ることとなった。

GS F マフラー GS F レクサス

5.0L V8の2UR-GSE型エンジンは、直噴化と定常走行域のアトキンソンサイクル化により、高い環境性能と出力パフォーマンスを手に入れてきた。ただしGSシリーズの搭載ということで、これまでのISシリーズ、RCシリーズと比較してもボディサイズが大きくなる。最高出力として500ps超えなどが期待されていたわけだが、実際には473ps、最大トルクは53.7kgfmとなり、これはRC Fの477ps/54.0kgfmより僅かながら小さな数値に留まった。あり余る出力パフォーマンスは、環境性能へ配分されたと想像する。

GS F V8エンジン GS F インテリア

GS Fはレクサスの新世代型フロントグリル、ヘッドランプを採用、通常GSにも採用か

GS Fの発売は、2015年後半になると公式発表されている。

GS F フロントグリル GS F リアコンビネーションランプ

GS Fのエクステリアはフロントデザインが現行GSから大きく変わっており、細いヘッドライトと分離型のLEDポジションランプを採用。フロントグリルもバンパーラインがメッシュパネルとブラックアウトにより隠された最新のデザインに切り替わっている。

GS F デトロイト2015 GS F フロントデザイン

通常GSシリーズもこれに準じたレクサス最新のフロントデザインに切り替わることが予想される。

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