RC Fが新開発V8 5.0Lエンジン搭載でデトロイト発表、発売は2014年秋頃の見込み

レクサス

新型RC FはV8エンジン搭載IS Fの実質的な後継モデルという位置付け

東京モーターショー2013でレクサスは、新型クーペのRC300hおよびRC350として、RCシリーズを発表。その後デトロイトで開催された北米国際オートショー2014で、RCシリーズの最上級スポーツモデルとしてRC Fを公開した。

レクサス RC F

セダンの新型ISシリーズには、V8エンジンを搭載するIS Fが設定されない。このV8エンジンの搭載を引き継ぐモデルとして、RCシリーズの投入は待望されていた。こういったバックグラウンドを考えれば、今回発表のV8エンジンを搭載したRC Fこそが新型RCシリーズの本命モデルと見ることができる。

レクサス RC F デトロイト

RC Fに搭載されるのはV8 5.0Lの新開発エンジン、従来型から出力大幅向上

RC Fに搭載されるV8ユニットは5.0LでIS Fに搭載されてきた2UR-GSEをベースとするものの、チタンバルブ、鍛造コンロッド、シリンダーヘッドといった部分が新設計となり、パフォーマンスアップが予告されている。

LEXUS RC F

最高出力についての詳細が明かされなかったのはライバルのBMW M4クーペに対する牽制だろうか。ただし450ps以上になることは明言されており、IS Fの423psから大幅な出力アップとなることは確約済みだ。
また定常走行域ではアトキンソンサイクルを採用しており、燃費性能の向上が期待できる。

V8 5.0L RC F

組み合わさるトランスミッションは8速ATとなる。

RC F インテリア

RC Fのボディサイズは全長4705mm×全幅1850mm×全高1390mm、ホイールベースは2730mm。
今回公開されたモデルの他に、カーボン製のボンネット、ルーフ、リアウィングを装備したカーボンファイバーパッケージも用意される。こちらは約1800kgとされる車体重量から約10kgの減量となる。

新型RC Fの発売時期は2014年秋頃になる見込み。

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