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レクサスがNX200tとNX300hの市販型を北京モーターショーで発表
北京モーターショー2014が開催中となっている。今回も巨大な中国市場をめぐり各国の様々な自動車メーカーが群雄割拠する様相となったが、なかでも日本ブランド車として見逃せないのがレクサスの新型NXシリーズである。
レクサスは、RXシリーズよりワンサイズ小さなコンパクトクロスオーバーSUVのコンセプトモデルとしてLF-NXを昨年のフランクフルトモーターショー2013で公開していた。今回のNXシリーズの発表はその市販モデルということになる。当然、日本発売されることにもなり、早ければ2014年7月頃、遅くても2014年内には販売がスタートされるスケジュールとなっている。
特にNX200tとして命名された2.0L直4ターボエンジン搭載モデルは注目度が高い。このパワーユニットはトヨタグループが新開発したダウンサイジングターボエンジンで、東京モーターショー2013でも発表されていた。この新型NXシリーズから市販車への搭載がスタートする。
また、2.5Lハイブリッド搭載のNX300hの車両も出展された。
出展されたNX300hはF SPORTではなく標準モデル。F SPORTではスポーティな印象が強いメッシュグリルが採用されたが、標準モデルではラグジュアリーな雰囲気のメッキ横桟グリルとなる。
レクサス新型NXシリーズはトヨタのハリアーがベース、ホイールベースは同じ
実は、新型NXシリーズの車体のベースとなっているのは、日本市場で販売されている新型ハリアーである。ボディサイズはNX200t F SPORT、NX300hともに、全長4630mm×全幅1845mm×全高1645mm、ホイールベースは2660mmとなった。
ハリアー比では、全長は90mm短く、全幅は10mm広く、全高は45mm低くなったことで全体としてはコンパクトでスポーティーなスタイリングとなった。ホイールベースはハリアーと変わらない。