レクサスLC500hがワールドプレミア、ジュネーブモーターショー2016画像

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LC500hが欧州市場に向けて発表、新開発マルチステージハイブリッド搭載

レクサスの新たなラグジュアリークーペとして、LCシリーズが2016年1月の北米国際オートショーで発表されたばかりであった。モデル名としてLC500が与えられ、これにはV8 5.0Lエンジンが搭載される。

そして、今回欧州市場に向けてジュネーブモーターショー2016で発表されたのがLC500hとなる。新開発のマルチステージハイブリッドシステムが搭載される。

(写真は新型LC500h)
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LC500とLC500hは2017年春に日本発売される計画、新型ラグジュアリークーペ

LC500hのボディサイズは、全長4760mm×全幅1920mm×全高1345mm、ホイールベースは2870mmと、このあたりはLC500と変わらない。

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LC500hに搭載されるエンジンは2GR-FXS型 V6 3.5Lハイブリッドとなる。エンジン単体でのスペックは最高出力220kW、最大トルク348Nm。システムトータルの最高出力は264kWとなる。モンスターエンジンを搭載するLC500は最高出力349kW、最大トルク530Nmというスペックであったから、やはりパフォーマンス面ではLC500に譲ることになる。

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ただ、ハイブリッドでも十分過ぎる出力性能である。環境性能とのバランスも考えれば、特に日本市場で販売台数が出るのはこのLC500hとなるだろう。

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新開発のマルチステージハイブリッドは、従来の無段変速に加えて4速ATが組み込まれる。これによりモーターの守備範囲が高速域に拡大され、これまでトヨタのハイブリッドシステムが不得手としてきた高速巡航時の燃費性能が改善される。

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日本発売は一年後、2017年春頃になる見込みだ。

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