次期レクサスLSのパワートレインはV6ツインターボ、ハイブリッド、燃料電池
レクサスのフラグシップセダン、LSシリーズが来年2017年にフルモデルチェンジされる見込みとなっている。
次期LSを予告するコンセプトモデルは、LF-FCとして既に公開済み
レクサスは東京モーターショー2015で次期LSシリーズを予告する次世代大型セダンとして、LF-FCを公開していた。全高を低く抑えた美しいルーフラインが印象的で、ラグジュアリークラスのセダンながらもスポーティーなクーペを思わせるルックスに仕上げられた。
また、LF-FCは燃料電池車として出展された一面もある。これは、ハイブリッドの次に来る環境対策パワートレインとして、プレミアムクラスでは燃料電池が選択されることを予告するものであった。
ただし、次期LSの発売が2017年ということであるのなら、通常のガソリンを燃料とするパワートレインも必要だろう。これは新開発の3.0L V6ツインターボエンジンが採用されることになる。現行のLSでは、通常ガソリンエンジン、ハイブリッドエンジンの両モデルともにV8ユニットの搭載であったから、大幅なダウンサイジングということになる。新開発のV6ターボの最高出力は400psを超える見込みとなっており、次期LSのエントリークラスのパワートレインとして十分に存在感を示すことになる。
この新開発V6ツインターボは次期GSの上級モデル、つまり次期GS Fへの搭載も予想される。
次期LSはプラットフォームもTNGA世代のものへ刷新され、先にデビューした新型LCシリーズをベースに新たに開発されたものが採用される。