レクサス新型ES300h発売、プレミアムFFビッグセダン580万円から

レクサス

ES300hが日本発売、ウィンダム以来12年ぶり復活

レクサスから新型ES300hが2018年10月24日に発売となった。

(写真は新型ES300h)
ES300h

ESシリーズは、グローバルでは29年もの歴史を持つモデル。日本市場向けにレクサスから販売されるのは今回の新型が初めてとなる。

ES300h リアコンビネーションランプ

歴代ESシリーズの基本骨格はカムリ系統が採用された時代が長かった。なかでも2代目~4代目ESシリーズは、トヨタ・ウィンダムとして日本で販売された実績がある。その後、日本市場ではセダン離れが進行し、5代目ESシリーズに相当するモデルは日本発売に至らなかった。さらに6代目ESシリーズはワンサイズ大きいアバロン系統とプラットフォームが共用され、これも日本市場には導入されなかった。

ES300h レクサス ES300h トランク

一方で米国、中国ではFFビッグセダンが好まれる。特に中国ではESがレクサスで最も販売台数の出やすいシリーズとして人気を確立してきた。

ES300h インテリア ES300h シート

そんななか7代目モデルとなる新型ESシリーズは、日本市場でも販売された。サイズが近いFRセダンのGSシリーズに後継モデルが設定されない見込みで、その穴を埋めるのがESシリーズというわけだ。

新型ES300h、デジタルアウターミラー装備車は700万円以上

新型ES300hのボディサイズは全長4975mm×全幅1865mm×全高1445mm、ホイールベースは2870mm。日本では気軽に保有しにくい寸法のビッグセダンである。パワートレインは新開発の2.5Lハイブリッドで、駆動方式はFFのみとなり4WDは設定されない。車両価格(消費税込み)は、ベースグレードが580万円、Fスポーツが629万円、バージョンLが698万円となる。

デジタルアウターミラー

量産車初となるデジタルアウターミラーは注目の装備。これはフラグシップグレードのバージョンLのみに21万6000円でオプション設定された。安全面だけでなくエクステリアの進化も期待されるデジタルアウターミラーであるが、この価格設定ではトヨタの幅広い車種にまで採用が進むのはもう少し先か。

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