ホンダ・ステップワゴン後期型は8月予約受付開始、ハイブリッドモデル追加

ホンダ

ステップワゴン後期モデルは、新エクステリアと2.0Lハイブリッド

ホンダのミドルクラスミニバン、ステップワゴンのマイナーモデルチェンジ発売が2017年9月にスケジュールされている。事前予約の受付が8月にも開始される見込みで、実質的な販売がスタートする。

(写真は現行ステップワゴン スパーダ)
ステップワゴンスパーダ

2015年に発売された現行ステップワゴンであるが、販売台数が伸び悩んでいる状況である。販売立て直しのためエクステリア、パワートレインの両面での見直しが図られるということで、今回のマイナーモデルチェンジは注目度が高い。

ステップワゴン スパーダ リアゲート

ステップワゴン後期型のエクステリアは、上級のスパーダで押し出し感が相当強められ、近年流行のミニバンデザインが取り入れられる見込み。フィット、フリードなどホンダ主力モデルの共通デザインテーマからは外れてしまう可能性があるが、そもそもブランド統一デザインのようなものをユーザーはホンダ車に求めていないのではないだろうか。

(写真は現行ステップワゴン)
ステップワゴン スパーダ ステップワゴン スパーダ リアコンビネーションランプ

ステップワゴンハイブリッドは燃費性能でノア/ヴォクシー/エスクァイアを超えてクラストップに

そして、追加パワートレインとして、2.0L Sport Hybrid i-MMD搭載モデルが導入される。現行の1.5L VTEC-TURBOエンジンは、燃費性能ではハイブリッドに全く及ばず、価格面でNAエンジンよりも割高感があることから、ユーザーが魅力を感じていない印象である。

(写真はSport Hybrid i-MMD搭載オデッセイ)
オデッセイハイブリッド i-MMD

2.0L Sport Hybrid i-MMDはオデッセイでの採用実績があり、そのJC08モード燃費は26.0km/Lとなっている。ボディサイズが小さいステップワゴンでは、少なくともこの数値よりも良くなることが想定される。ライバルのノア/ヴォクシー/エスクァイアの各ハイブリッドモデルは、23.8km/Lであるから、ステップワゴンハイブリッドがクラストップの燃費性能となるだろう。

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