ホンダ・ステップワゴン、マイナーチェンジ&ハイブリッド追加は9月の予測

ホンダ

ステップワゴンにSport Hybrid i-MMD搭載車が追加、販売台数回復に期待

ホンダのミドルクラスミニバン、ステップワゴンのマイナーモデルチェンジが2017年9月頃にも行われる予定となっている。

(写真は現行ステップワゴン)
ステップワゴン

ホンダはステップワゴンを2015年にフルモデルチェンジさせ、5代目モデルの販売をスタートさせた。ただし、その販売実績は芳しくなく、トヨタのノア/ヴォクシー/エスクァイア、日産のセレナに対して、大きく水をあけられている状況となっている。これを打開するためのマイナーモデルチェンジが計画されており、弱点とされていたエクステリアの改良と、ハイブリッドモデルの追加が実施される見込みだ。

ステップワゴンスパーダ ステップワゴン スパーダ リアゲート

ステップワゴンがマイチェン、新エクステリアで人気は復活できるか

ステップワゴンの不人気の原因の一つとされるエクステリアデザインは、フィットなどと共通するデザインコンセプトで、エコイメージが強調されたシンプルなものとなっている。ただし同クラスのミニバン市場は、トヨタや日産のライバルモデルが採用するような押し出し感の強いデザインが好まれており、ステップワゴンの独自性は評価されつつも販売台数としては苦しくなる。このあたり、どういった改良となるかが注目される。

ステップワゴン リアゲート ステップワゴン リアシート

また、跳ね上げ式+ヒンジドアで構成されるわくわくゲートも、期待するほど支持を受けていない印象である。使い勝手の良さよりも、バックスタイルのカッコ悪さが目立ってしまっているのではないか。新デザインに期待したいところだ。

(写真はSport Hybrid i-MMD)
アコードハイブリッド i-mmd

追加されるパワートレインは、1.5L Sport Hybrid i-DCDと2.0L Sport Hybrid i-MMDの二案があったが、後者の2.0Lに決まりそう。アコードハイブリッドやオデッセイハイブリッドと同タイプのパワートレインということになり、燃費性能および出力性能でクラストップとなる可能性もある。ただし、車両価格は非常に高くなりそうで、販売台数に大きくは寄与できないかもしれない。

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