ホンダ N-VANの発売日は5月になる見通し、センターピラーレス採用

ホンダ

新型N-VANはN-BOXがベースの4ナンバー商用車

ホンダ新型N-VANが2018年5月下旬にも発売される見通しとなった。8月の発売を予想していたが、これよりも早まりそうである。

(写真は現行アクティバン)
アクティバン

新型N-VANは、商用車の現行アクティバンの実質的な後継モデルとなる。モデル名からはホンダの新世代軽自動車であるNシリーズの一員に加わる。やはり、N-VANは商用車としてラインアップされる4ナンバー車となる見込み。

N-VANはセンターピラーレス構造採用、タント対抗の乗用車版の発売も期待される

従来のアクティバンは、室内長を重視したワンボックス車。キャブオーバー型のエンジンレイアウトが支持されロングセラーモデルとなった。

新型N-VANは、2ボックス車の現行N-BOXのFFプラットフォームをベースに開発されている。そのため室内長に関しては、アクティバンと同等の仕様を満たさないことが予想される。

(写真はN-BOX)
N-BOX

ただし、低床化しやすいプラットフォームであることと、標準ルーフのほかにハイルーフ仕様を設けることで室内高は大きく設定されそう。荷室の容積量としては、アクティバンを超えるスペックに仕上げてくるのではないか。

そして、噂されていたセンターピラーレス構造も採用される見込み。助手席側のBピラーを無くすことで、フロントドアとリアスライドドアを同時に開いたときに大きな開口部となる。タントと同じ手法となることが予想される。N-BOXベースとはいえ、これは大きな構造変更である。

(写真はダイハツ・タント)
タント カスタム オートメッセ2018

センターピラーレスとなると、乗用車バージョンの発売も期待されるが、今のところ具体的な販売計画は明らかとなっていない。これまでダイハツ・タントが独占してきた分野であり、ここにホンダが参入することとなると、市場の勢力図も大きく変わることになるだろう。

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