N-BOXのフルモデルチェンジは2016年度内にも実施、室内はさらに広くなる

ホンダ

ホンダN-BOXの販売は大成功、発売5年でも軽自動車トップクラスを維持

N-BOXのフルモデルチェンジについて、前回のレポートで2017年になると報告したが、これは比較的早い時期の2016年度内にも実施される見込みとなっている。

(写真は現行N-BOXカスタム)
N-BOX カスタム

既にモデル末期となったN-BOXではあるが、販売台数は月間1万台を超える水準となっており、軽自動車セグメントにおいてダイハツ・タントとの二強状況を維持している。

N-BOX カスタム リアコンビネーションランプ N BOX カスタム スライドドア

ホンダの新世代軽自動車、Nシリーズの中でも抜群の販売実績のあるN-BOXは、5年のタイミングでのフルモデルチェンジが計画されており、開発も最終段階となっている。

N-BOX成功のカギは登録車からの乗り換え需要、次期型は居住性をさらに向上

N-BOXの販売が成功した理由は居住性の高さにあると判断するが、やはりホンダでも同じように考えられているようで、次期N-BOXではさらなる室内空間の拡大が盛り込まれることになる。

(写真はダイハツ・タント)
タント

登録車から軽自動車へのシフトが進むなか、ユーザー目線で考えれば、やはり気になるのは軽自動車ゆえの狭さである。これを少しでも緩和するには、全高を高くするなどのキャビンスペースの拡大が重要となってくる。

(写真はスズキ・スペーシアカスタム)
スペーシアカスタム

逆に燃費性能に関しては、やや優先度が下げられる。軽自動車ゆえにエンジンもボディも小さく、燃費性能に関しては登録車より元々有利な面が多い。ユーザーも最重要事項とは考えていないだろう。燃費性能ではナンバーワンは取りに行かない可能性があり、同カテゴリーのスズキ・スペーシアのJC08モード燃費32.0km/Lを超えることはないのではないだろうか。

N-BOXフルモデルチェンジの具体的な時期としては2017年2月頃が予想される。

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