ガソリンエンジン搭載のグレイスLXが追加発売、車両価格175万円から
グレイスはホンダが2014年12月に発売したコンパクトセダン。その発売初期モデルとしては1.5L Sport Hybrid i-DCDを搭載するハイブリッド車のみがラインアップされていたが、今回グレイスLXとして1.5Lガソリンエンジン車が追加され、2015年6月19日に発売日を迎えた。
グレイスLXの車両価格はFF車が175万円、4WD車が196万6000円からに設定される。従来のハイブリッドモデルでは、HYBRID DXのFF車が195万円、4WD車が214万4400円という価格設定であったから、グレイスシリーズのエントリー価格は20万円程度安くなったことになる。またLXとHYBRID LXの価格差は約30万円程度となった。
グレイスLXは1.5Lの直噴i-VTECを搭載で最高出力132ps、ライバルのアクシオに燃費性能で負ける
グレイスLXに搭載されるユニットは、1.5Lの直噴DOHC i-VTECエンジンということで、これはフィット15XLに搭載されるものと同タイプ。最高出力132ps、最大トルク15.8kgmといったスペックとなる。
グレイス ハイブリッドモデルのJC08モード燃費は最高モデルで34.4km/Lということで、5ナンバーサイズのセダンで最高燃費となっている。ただしグレイスLXはハイブリッドシステムを持たないため21.8km/Lにとどまる。
一方でグレイスのライバルであるトヨタ・カローラ アクシオは、JC08モード燃費23.4km/Lで価格は1.5X(FF)が158万4655円からの設定となっている。燃費性能も車両価格もアクシオが有利な状況であるが、出力性能は同排気量ながらもグレイスLXが上に設定されている。