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フリード/フリードスパイクにハイブリッドが追加
フリードとフリードスパイクのマイナーチェンジにおいて、ハイブリッドタイプが設定されることになった。
ハイブリッドエンジンはCR-Zと同タイプの1.5L+IMAとなる。
88psのガソリンエンジンに14psの電気モーターが組み合わさる。
10・15モード燃費は24.0km/L、JC08モード燃費は21.6km/L。フリード、フリードスパイク共にカタログ燃費は変わらない。プリウスαよりも全高が高く室内は広い。
プレミアム感で選ぶならプリウスα、実用性重視ならフリードハイブリッドの選択がお薦め。
ハイブリッド版でも優れたスペース効率を実現
燃料タンクは2列目シート下へ、IMAのリチウムイオンバッテリーは3列目シート下に収納される。
2列シート仕様のスパイクの魅力でもあった、反転フロアボードを使ったスロープモードとフルフラットモードの床面アレンジはハイブリッドモデルでも実現させている。
スロープモード時はやや床面が高くなるが、フルフラットモードでは従来モデルと変わらない床面高さになる。
非ハイブリッド車は6:4分割だったフロアボードはハイブリッド車では5:5になるという違いがある。
従来とほぼ変わりない使い勝手を実現させたのには、小型化させたリチウムイオン電池の採用が効いている。
ハイブリッド専用デザインは部分的に採用
フロントグリルはフィットハイブリッド風の質感に変更。
リアコンビネーションランプはクリア色の面積が増える。
ホイールキャップのデザインはより落ち着いた印象なものに変わる。
ハイブリッド専用カラーとしてエコで上質な印象のプレミアムブルーオパールメタリックを設定。
見た目には変わらないが、フロントガラスが遮音機能の高いものになり、室内は従来よりも静かになるということだ。
カーナビは標準化させてほしかった
シンプル装備のエントリーグレードと、充実装備のグレードの2タイプが設定される見込みだが、何れもカーナビは別途オプションとなる。
個人的にはカーナビを標準装備させたお得なモデルの設定が欲しかったところだ。
非ハイブリッドモデルもマイナーチェンジ
写真は現行フリードスパイク
従来より2列シートは、フリードのフレックスとフリードスパイクの2タイプ設定されていたが、このうちフレックスは廃止。
3列目シートはアームレスト付きの独立した2人がけに変更される。これは新型のハイブリッドモデルと共通。
このため乗車定員は一人減り、従来の7人/8人から6人/7人へと変更される。
非ハイブリッド車も燃費が向上し、10・15モードで16.4km/Lから17.0km/Lとなる。
坂道発進を補助するヒルアシストスタートと安全装置のVSAが全モデルに標準装備され、お買い得感が出た。
フリード/スパイクのマイナーチェンジおよびハイブリッドモデルの追加は10月初旬に予定されている。
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