フリードの初期受注が好調、2016年9月16日フルモデルチェンジ発売

ホンダ

ホンダ・フリードハイブリッドは年内納車が難しい、ガソリン車も12月以降

今月9月16日に発売されたばかりのフリードの受注が好調となっている。

(写真は新型フリード)
フリードハイブリッド

フリードは2008年の初代型発売から8年ぶりとなるフルモデルチェンジで2代目となる。1.5Lクラスのコンパクトミニバンながらも3列シートを装備するコンセプトは変わらず。普段使いしやすい小さなボディサイズで最大7人が乗車することができる。ほぼ同じコンセプトで販売されるトヨタ・シエンタは、2015年に先にフルモデルチェンジを果たしたばかり。ライバル関係にある両モデルがしのぎを削り合っている状況だ。

フリードハイブリッド ラゲッジルーム

フリードのライバル、シエンタの販売台数を今後は減らすことができるか

新型フリードは発売から間もなく販売台数としてのデータが無いが、発売前の予約受注の段階で相当なオーダー数を得ている。販売の主力となっているハイブリッドモデルについては、今からのオーダーでは2016年内の納車が難しくなりそう。ガソリン車も12月以降の納期となる見込みだ。当面は一万台規模の月間生産台数がそのまま販売台数としてカウントされる状況が続きそうだ。

(写真はトヨタ・シエンタ)
シエンタ

一方でシエンタはこれまで月販1万台前後を維持してきた。日本国内全体として見れば、フリードとシエンタを合わせて月間2万台を超える水準でコンパクトミニバンの需要があるとは考えにくく、新型フリードの登場でシエンタの販売台数はある程度下がることが予想される。

フリード、シエンタともにハイブリッドモデルを用意しており、JC08モード燃費はいずれも27.2km/Lと差がない。ただしフリードは4WDハイブリッドを用意しておりこれはアドバンテージなりそう。またガソリン車同士ではシエンタのほうが若干燃費が良くなっている。

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