ホンダ・フィットのマイナーモデルチェンジは6月下旬、ホンダセンシング搭載

ホンダ

フィット後期モデルはフェイスリフトとホンダセンシングの採用が目玉

ホンダではフィットのマイナーモデルチェンジに向けた準備が進められている。その発売日は2017年6月下旬となる。

(写真は新型フィットハイブリッド)
フィット マイナーモデルチェンジ

2013年に発売された現行フィットは、販売期間4年のタイミングで後期型に切り替わることになる。フェイスリフトが実施され、前期型のエコイメージから後期型ではややスポーティ路線にシフトされる。バンパーライン下のエアインテーク周辺に見られる新たな装飾により、アグレッシヴなイメージが付加される。

フィット 後期型

装備面では安全運転支援システムのホンダセンシングが採用される。衝突軽減ブレーキ、クルーズコントロールのほか、歩行者事故低減ステアリングや車線維持支援システムといった操舵補助が加わる。

後期型フィット、1.0Lターボは見送り、パワートレインは従来型キャリーオーバー

パワートレインについては、基本的には現行型からのキャリーオーバーとなる。1.5Lハイブリッド、1.3Lガソリン、1.5Lガソリン、RSを主軸とするラインアップに変わりはなし。後期型フィットは、1.0L VTEC-TURBO搭載モデルが追加されると期待されていたが、これは実現されそうにない。欧州シビックで採用実績がある1.0L VTEC-TURBOはなかなか普及が進まない状況となっている。

(写真は1.0L VTEC-TURBO)
シビックVTEC-TURBO 1.0

また1.5L VTEC-TURBOについては、ジェイドやステップワゴンで搭載実績があるが、いずれも販売が芳しくない。ステップワゴンハイブリッドが今秋に発売される見込みとなっており、このクラスもターボよりもハイブリッドを主軸としていく計画なのだろう。

(写真は1.5L VTEC-TURBO)
シビックVTEC-TURBO 1.5

スポーツエンジンの2.0L VTEC-TURBOは別として、燃費重視型の1.0Lと1.5LのVTEC-TURBOについてはハイブリッドが席巻するなかでは存在価値を見い出せない状況である。さらなるブラッシュアップが必要だろう。

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