ホンダ・CR-Vに1.6Lディーゼルターボが追加、日本販売の可能性も

ホンダ

CR-Vの1.6Lディーゼルモデルが登場、ジュネーブモーターショー

ホンダは1.6L i-DTECを搭載させたCR-Vを来月2013年3月に開催されるジュネーブモーターショーで発表する。2013年秋の欧州発売を予定しているということだ。
欧州仕様CR-Vのディーゼルエンジンモデルとしては、これまで2.2L i-DTEC搭載グレードをラインアップしていたが、これよりも小さなディーゼルエンジンということになる。最大出力120ps、最大トルク300Nmでアイドリングストップを搭載。駆動タイプはFFのみでマニュアルトランスミッションが与えられる。

(写真は現行CR-V)
CR-V

(写真は1.6L i-DTEC)
ホンダ ディーゼルターボ1.6L i-DTEC

CR-Vディーゼルモデルの日本発売の可能性はあるのか

この1.6Lのディーゼルは、欧州仕様シビックにラインアップされているエンジンの一つである。2.2Lディーゼルと重量を比較すると58kgも軽いということで、燃費性能に優れるだけでなく、ハンドリング性能という意味でも評価の高いユニットである。
(写真は1.6L i-DTEC搭載シビック)
シビック
シビックは現在の日本では販売されない車種であるが、今回出展されるCR-Vは日本でも販売されている車種である。さらに、この1.6Lディーゼルは日本の排ガス規制に基準が近いユーロ6対応ということであるから、今後の日本市場向けた1.6Lディーゼル搭載のCR-V発売に期待が膨らむというわけだ。こういったディーゼルエンジン搭載SUVの日本導入が待望される背景には、マツダ・CX-5のディーゼルグレードの販売が好調なことがある。
現段階では1.6L i-DTECに組み合わさるトランスミッションは6MTのみであるが、CVTや5ATを採用したモデルが登場すれば日本市場へ導入される可能性は高まるだろう。

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