新型【エスクード】納期早めのハイブリッドSUV、フルモデルチェンジはいつ?【スズキ最新情報】2022年マイナーチェンジ

エスクード
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新型エスクード

エスクードの納期は比較的早い、基本設計は古いがマイナーチェンジでリフレッシュ済み

スズキのエスクードの納期の状況はどうなっているのか。この手のクロスオーバーSUVとしては、比較的手に入りやすいケースが多いようだ。それでもボディカラーの選択によっては半年程度の納期が告げられることもあるが、ボディカラー次第では、2ヶ月程度で納車されることもある。ハンガリーのマジャールスズキで生産される輸入モデルということも考えれば納期は比較的早い車種と言えるだろう。

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エスクードは2022年4月のマイナーチェンジでリフレッシュされ、パワートレインも新開発のストロングハイブリッドが採用された。とはいえ、2015年10月のデビューから販売8年目を迎えようとしており、オーダーが殺到するという程には至ってはいないようだ。

エスクードのフルモデルチェンジはいつ?ブレッツァ、グランドビターラの日本発売は?

前述の通り、エスクードは2015年10月の発売で、2022年4月にマイナーチェンジを受けた。今後、数年程度の現行型販売継続が見込まれるが、その後のフルモデルチェンジが待望される時期に来ている。

そんななか、インドのマルチ・スズキで生産される新型SUVとして2モデルが、2022年に入ってから発表された。

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ブレッツァ

まず、2022年6月に発表されたのが新型「ブレッツァ」で、全長3,995mm×全幅1,790mm×全高1,685mmというボディサイズは、エスクードの全長4,175 mm
全幅×1,775 mm×全高1,610 mmよりも一回り小さい。ブレッツァを日本市場でフルモデルチェンジを受けた新型エスクードとして販売するのではという憶測もあるが、現在のところこういった動きは観測されない。

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グランド ビターラ

そして2022年7月に発表されたのが新型「グランド ビターラ」で、こちらのボディサイズは全長4,345mm×全幅1,795mm×全高1,645mmということで、エスクードより一回り大きい。しかし、こちらも現在のところ日本発売の話は無い。また、モデルネームにエスクードのグローバルネーム「ビターラ」が使われていることは気になるところだ。「グランド」ではない、従来ボディサイズを継承する次期「ビターラ」が別途、開発中である可能性が考えられ、そうなると、インド発表されたいずれのモデルも次期エスクードでは無いということになりそう。

エスクードがマイナーチェンジ、2022年4月

スズキは、コンパクトSUV「エスクード」にマイナーチェンジを実施。パワートレインとして新開発ハイブリッドシステムを搭載し、発売した。消費税10%込み車両価格は297万円となる。

なお、新型エスクードの年間目標台数は1200台で、ハンガリーのマジャールスズキから輸入販売される。

新型「エスクード」に搭載されたハイブリッドシステムは、ハイブリッドシステムの電圧、リチウムイオンバッテリーの容量、モーターの最大出力、トルクの変更により、EV走行が可能な時間や速度の範囲を拡大し、WLTCモード走行での燃費値として19.6km/Lが実現された。また、ブレーキをかけた際に効率よくバッテリーが充電できる回生協調ブレーキ、後退時のEV走行がスズキで初採用された。

パワートレインでは、優れた熱効率がもたらす燃費性能と力強さを兼ね備えたK15Cデュアルジェットエンジン、効率的な動力伝達とダイレクト感のある加速フィーリングを実現した6AGSのトランスミッションを国内で初採用されたほか、出力、トルクが向上した高出力のモーターが採用された。これらとエスクードの特長である四輪制御システム「ALLGRIP」との連携が行われ、高い走破性と低燃費が両立された。

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安全装備では最高速度や車両進入禁止などの標識を認識できる標識認識機能が追加された。

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「エスクード」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ベーシック+」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。

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新型エスクードの特長、2022年4月

新型エスクードのハイブリッドシステム

ハイブリッドシステムの電圧、リチウムイオンバッテリーの容量、モーターの最大出力、トルクを変更し、EV走行性能が拡大した。これにより、WLTCモード走行での燃費値19.6km/Lが実現した。減速時にモーターで発電する回生ブレーキとフットブレーキを一緒に制御する回生協調ブレーキがスズキで初採用された。ブレーキをかけた際に効率の良い充電が可能となった。

後退時のEV走行がスズキで初採用された。燃費への貢献だけでなく、周囲への騒音を気にせず、駐車することが可能となった。

優れた熱効率がもたらす燃費性能と力強さを兼ね備えたK15Cデュアルジェットエンジン、効率的な動力伝達とダイレクト感のある加速フィーリングを実現した6AGSのトランスミッションが国内で初採用された。これらと高出力モーター「ALLGRIP」との連携により、優れた走行性能が発揮される。EV走行の頻度を高めたエコモードと、力強くキビキビした走りの標準モードが搭載された。状況に応じて、どちらかのモードの選択が可能となる。

新型エスクードの安全装備

デュアルセンサーブレーキサポートが認識した道路標識を表示する標識認識機能[車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度]が追加された。ハイビーム時のヘッドランプ、フロントフォグランプがLEDに変更された。

新型エスクードのデザイン

エクステリアでは、ヘッドランプ、アルミホイールの意匠が変更された。インテリアでは、マルチインフォメーションディスプレイにハイブリッド関連の表示が追加されたほか、シフトノブの加飾がサテンメッキオーナメントに変更された。

【新型エスクード】フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジ、新型ビターラが欧州発売、新開発ハイブリッド搭載、2022年1月

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新型ビターラ(日本名エスクード)

スズキの新型ビターラ(日本名エスクード)がオランダとポーランドのスズキ販売店のウェブサイトで公開されている。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

新型ビターラで大きく変更されるのがパワートレインラインアップで、「6速AGSハイブリッド」が追加される。

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新開発6速AGSハイブリッド

従来型システムからトランスミッションのAGSが1段増やされ、モーター出力は2倍以上に増強されている。駆動用バッテリーは140V、840Whのリチウムイオン式となり、これはトヨタ・ヤリスハイブリッドの駆動用バッテリーの容量、740Whを上回る。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

そして新型ビターラは、フルモデルチェンジではなく、マイナーモデルチェンジ相当のリフレッシュとなった。ヘッドランプ、リアコンビネーションランプなどエクステリアの小変更はあるが、外板パネルは基本的には変わっていないようだ。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

新型ビターラ 6速AGSハイブリッド オランダ仕様の価格は、2万8250ユーロ(日本円換算約364万円)がスタート価格。ポーランド市場へのデリバリーが最初となる見込みで、2022年3月が予定されている。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

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新型ビターラ(日本名エスクード)

Twitterの規約に基づいた引用をさせていただいております。

新型エスクードとしての日本発売、2022年4月

欧州ビターラは、これまでエスクード日本仕様として、欧州向けと同じハンガリーのマジャールスズキからの輸入販売がされてきた。ただし2021年9月に終了させており、販売ラインアップから消滅している状況であった。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

性能を大幅に向上させた新開発の6AGSハイブリッド搭載ということになると、日本市場でも販売しやすい環境性能が満たされた。やはりハンガリーからの輸入モデルになる。

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欧州ビターラ 4代目モデル(2014年パリ発表)

エスクード日本仕様はマジャールスズキからの輸入モデル

エスクード シリーズは、スズキの中小型SUVとして1988年から販売されてきた。コンパクトな車体ながらも初代モデルから3代目モデルに渡っては、ラダーフレーム構造を取り入れた本格SUVとしてのラインアップであった。現行型の4代目モデルからはクロスオーバーSUVのニーズが高まる時代背景や、求められる環境性能が上がったこともあり、ラダーフレーム構造を廃した完全なモノコックボディへと軽量化され、車体構造的な方向性を大きく変えていた。

エスクード フロントグリル

従来型エスクード

新型ではスズキの新開発ハイブリッドが導入され、CAFE規制が厳しくなる欧州での販売に適応した環境性能が与えられた。

エスクード リアコンビネーションランプ

従来型エスクード

新型もハンガリーのマジャールスズキで生産され、ここから日本へ輸入販売される。

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