新型【エスクード】マイナーチェンジいつ?欧州ビターラがフェイスリフトし2024年夏発売予告、国内向け法規対応せず終了へ、2024年発売予告済みインド輸入フロンクスが後継【スズキ最新情報】ジムニー5ドアも発売待望

エスクード
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新型ビターラ 欧州仕様

エスクードの欧州市場向けモデル「ビターラ」が、マイナーチェンジによるフェイスリフトを受け、新たな装備とともに2024年夏に発売されることが、2024年4月2日に発表されました。

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フェイスリフトが施されたビターラのフロントグリルデザインは、縦基調から横基調へと変更され、よりシャープな印象が与えられました。また、安全機能の面でも充実が図られ、9インチのディスプレイオーディオがインテリアに採用されました。

エスクード フロントグリル

国内エスクード

一方、日本市場向けのエスクードは2023年、年間1,607台の販売に留まるなど、市場の反応は限定的でした。これに対し、欧州市場ではドイツだけで7,400台以上の販売実績を上げており、市場ニーズの明確な違いが表れています。このため、今回のマイナーチェンジを受けた新モデルが日本へ導入されることは無いと予想されます。

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現行のエスクードについては、2024年11月の法規対応(2024年5月から延期)が行われず、既にハンガリーでの生産が終了しており、在庫販売のみが実施されています。代わって、インド生産の新型フロンクスが、日本市場に適した後継モデルとして発売されることが予告されています。

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エスクード販売終了へ、2024年11月の法規対応せず

2017年に国内向けがフルモデルチェンジ発売された4代目エスクードは、在庫販売を以て、2024年春で国内向け販売を終了させる見込み。(2024年5月から延期して)2024年11月の法規対応は行われずカタログ落ちとなるだろう。

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エスクードのポジションを実質的に後継するのは、2024年の発売が予告されている新型フロンクスである。

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2024年に待望の新型「スズキ・フロンクス」が発売されます。このコンパクトクロスオーバーSUVは、インドのマルチ・スズキによって生産され、日本国内に輸入販売される予定です。2020年にバレーノの販売終了以来、途絶えていたマルチ・スズキからの国内輸入がフロンクスの導入により再開されることになります。全長3,995mm、全幅1,765mm、全高1,550mm、ホイールベース2,520mmのボディサイズで、都市部での運転や駐車のしやすさを考慮した3ナンバーサイズのコンパクトSUVです。認証不正問題による一部車種の販売停止を受け、多くの消費者が待望する代替車種としてのポテンシャルを秘めています。さらに、2030年までにバッテリー電動車(BEV)への移行が計画されている中、フロンクスの導入は、内燃機関(ICE)車両の新たな選択肢として、また将来的にはBEVオプションとしても期待されます。インド市場向けには多様なエンジンオプションが提供され、日本市場への導入により、SUVセグメントにおける選択肢がさらに広がることになるでしょう。

全長は、エスクードが4,175 mm、新型フロンクスが3,995mmでサイズダウンする。そして、エスクードは、ハンガリーのマジャールスズキでの生産であったが、新型フロンクスはインドのマルチ・スズキでの生産となる。

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また、いずれ正規で輸入販売されることになるであろうジムニー5ドアも後継モデルとして相応しい。2017年まで販売された3代目エスクードは、ラダーフレーム構造の5ドアモデルであった。

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2024/2/20更新【ジムニーシエラ 5ドア 2024年2月20日並行輸入販売開始、395万円~】日本発売 2024年春~夏の予想が遅れる可能性【国交省型式指定3BA-JC74W、特許庁の意匠登録を公開、国内向け保安装置サイドアンダーミラー装備】【ジムニー5ドアがインド発売、車両本体価格 1,274,000ルピー(日本円換算 約215万5千円)から、オーストラリア仕様 MT車が約340万円~】【ジムニー5ドアが日本上陸、目的はテスト走行か】【2023年第1四半期にインド発売】開発段階で5人乗りと7人乗りが存在【マルチ・スズキ生産】【欧州向けは商用3ドアロングボディ発売の可能性】【後席の居住性と乗り心地向上】

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エスクードの基本設計は古い、マイナーチェンジでリフレッシュ 2022年8月

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新型エスクード

エスクードは2022年4月のマイナーチェンジでリフレッシュされ、パワートレインも新開発のストロングハイブリッドが採用された。とはいえ、2015年10月のデビューから販売8年目を迎えようとしており、オーダーが殺到するという程には至ってはいないようだ。

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エスクードのフルモデルチェンジはいつ?ブレッツァ、グランドビターラの日本発売は?

エスクードは2015年10月の発売で、2022年4月にマイナーチェンジを受けた。今後、数年程度の現行型販売継続が見込まれるが、その後のフルモデルチェンジが待望される時期に来ている。

そんななか、インドのマルチ・スズキで生産される新型SUVとして2モデルが、2022年に入ってから発表された。

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ブレッツァ

まず、2022年6月に発表されたのが新型「ブレッツァ」で、全長3,995mm×全幅1,790mm×全高1,685mmというボディサイズは、エスクードの全長4,175 mm
全幅×1,775 mm×全高1,610 mmよりも一回り小さい。ブレッツァを日本市場でフルモデルチェンジを受けた新型エスクードとして販売するのではという憶測もあるが、現在のところこういった動きは観測されない。

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グランド ビターラ

そして2022年7月に発表されたのが新型「グランド ビターラ」で、こちらのボディサイズは全長4,345mm×全幅1,795mm×全高1,645mmということで、エスクードより一回り大きい。しかし、こちらも現在のところ日本発売の話は無い。また、モデルネームにエスクードのグローバルネーム「ビターラ」が使われていることは気になるところである。

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エスクードがマイナーチェンジ、2022年4月

スズキは、コンパクトSUV「エスクード」にマイナーチェンジを実施。パワートレインとして新開発ハイブリッドシステムを搭載し、発売した。消費税10%込み車両価格は297万円となる。

なお、新型エスクードの年間目標台数は1200台で、ハンガリーのマジャールスズキから輸入販売される。

新型「エスクード」に搭載されたハイブリッドシステムは、ハイブリッドシステムの電圧、リチウムイオンバッテリーの容量、モーターの最大出力、トルクの変更により、EV走行が可能な時間や速度の範囲を拡大し、WLTCモード走行での燃費値として19.6km/Lが実現された。また、ブレーキをかけた際に効率よくバッテリーが充電できる回生協調ブレーキ、後退時のEV走行がスズキで初採用された。

パワートレインでは、優れた熱効率がもたらす燃費性能と力強さを兼ね備えたK15Cデュアルジェットエンジン、効率的な動力伝達とダイレクト感のある加速フィーリングを実現した6AGSのトランスミッションを国内で初採用されたほか、出力、トルクが向上した高出力のモーターが採用された。これらとエスクードの特長である四輪制御システム「ALLGRIP」との連携が行われ、高い走破性と低燃費が両立された。

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安全装備では最高速度や車両進入禁止などの標識を認識できる標識認識機能が追加された。

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「エスクード」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ベーシック+」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。

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新型エスクードの特長、2022年4月

新型エスクードのハイブリッドシステム

ハイブリッドシステムの電圧、リチウムイオンバッテリーの容量、モーターの最大出力、トルクを変更し、EV走行性能が拡大した。これにより、WLTCモード走行での燃費値19.6km/Lが実現した。減速時にモーターで発電する回生ブレーキとフットブレーキを一緒に制御する回生協調ブレーキがスズキで初採用された。ブレーキをかけた際に効率の良い充電が可能となった。

後退時のEV走行がスズキで初採用された。燃費への貢献だけでなく、周囲への騒音を気にせず、駐車することが可能となった。

優れた熱効率がもたらす燃費性能と力強さを兼ね備えたK15Cデュアルジェットエンジン、効率的な動力伝達とダイレクト感のある加速フィーリングを実現した6AGSのトランスミッションが国内で初採用された。これらと高出力モーター「ALLGRIP」との連携により、優れた走行性能が発揮される。EV走行の頻度を高めたエコモードと、力強くキビキビした走りの標準モードが搭載された。状況に応じて、どちらかのモードの選択が可能となる。

新型エスクードの安全装備

デュアルセンサーブレーキサポートが認識した道路標識を表示する標識認識機能[車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度]が追加された。ハイビーム時のヘッドランプ、フロントフォグランプがLEDに変更された。

新型エスクードのデザイン

エクステリアでは、ヘッドランプ、アルミホイールの意匠が変更された。インテリアでは、マルチインフォメーションディスプレイにハイブリッド関連の表示が追加されたほか、シフトノブの加飾がサテンメッキオーナメントに変更された。

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【新型エスクード】フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジ、新型ビターラが欧州発売、新開発ハイブリッド搭載、2022年1月

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新型ビターラ(日本名エスクード)

スズキの新型ビターラ(日本名エスクード)がオランダとポーランドのスズキ販売店のウェブサイトで公開されている。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

新型ビターラで大きく変更されるのがパワートレインラインアップで、「6速AGSハイブリッド」が追加される。

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新開発6速AGSハイブリッド

従来型システムからトランスミッションのAGSが1段増やされ、モーター出力は2倍以上に増強されている。駆動用バッテリーは140V、840Whのリチウムイオン式となり、これはトヨタ・ヤリスハイブリッドの駆動用バッテリーの容量、740Whを上回る。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

そして新型ビターラは、フルモデルチェンジではなく、マイナーモデルチェンジ相当のリフレッシュとなった。ヘッドランプ、リアコンビネーションランプなどエクステリアの小変更はあるが、外板パネルは基本的には変わっていないようだ。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

新型ビターラ 6速AGSハイブリッド オランダ仕様の価格は、2万8250ユーロ(日本円換算約364万円)がスタート価格。ポーランド市場へのデリバリーが最初となる見込みで、2022年3月が予定されている。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

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新型ビターラ(日本名エスクード)

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新型エスクードとしての日本発売、2022年4月

欧州ビターラは、これまでエスクード日本仕様として、欧州向けと同じハンガリーのマジャールスズキからの輸入販売がされてきた。ただし2021年9月に終了させており、販売ラインアップから消滅している状況であった。

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新型ビターラ(日本名エスクード)

性能を大幅に向上させた新開発の6AGSハイブリッド搭載ということになると、日本市場でも販売しやすい環境性能が満たされた。やはりハンガリーからの輸入モデルになる。

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欧州ビターラ 4代目モデル(2014年パリ発表)

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エスクード日本仕様はマジャールスズキからの輸入モデル

エスクード シリーズは、スズキの中小型SUVとして1988年から販売されてきた。コンパクトな車体ながらも初代モデルから3代目モデルに渡っては、ラダーフレーム構造を取り入れた本格SUVとしてのラインアップであった。現行型の4代目モデルからはクロスオーバーSUVのニーズが高まる時代背景や、求められる環境性能が上がったこともあり、ラダーフレーム構造を廃した完全なモノコックボディへと軽量化され、車体構造的な方向性を大きく変えていた。

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従来型エスクード

新型ではスズキの新開発ハイブリッドが導入され、CAFE規制が厳しくなる欧州での販売に適応した環境性能が与えられた。

エスクード リアコンビネーションランプ

従来型エスクード

新型もハンガリーのマジャールスズキで生産され、ここから日本へ輸入販売される。

 

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エスクード まとめ

まとめ更新日: 2024/04/08

  • 2015年ビターラが欧州発売
  • 2017年欧州ビターラをハンガリーから輸入し、4代目エスクードとして販売
  • モノコック構造のコンパクトSUV
  • 2022年マイナーチェンジ実施
  • 2024年春、販売終了見込み
  • 実質的後継モデルは、新型フロンクス(2024年発売予告済み)、ジムニー5ドア(国内導入未発表)
  • 欧州向けビターラはフェイスリフトを受け2024年夏のマイナーチェンジ発売が予告、日本発売は無い予想

ビターラ欧州仕様 画像 2024年4月

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エスクード 日本仕様 画像

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従来型ビターラ

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