新型【ジムニーシエラ 5ドア ロング】どうなった?デザイン公式公開と発売日はいつ?2023~2024年予想【スズキ最新情報】リーク画像

ジムニー

ジムニーに「5ドア ロングボディ仕様」の追加発売が噂されていたが、その後どうなったのか。

欧州ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー シエラのホイールベースを延長させたロングボディのテストカーは、これまで何度か目撃されてきた。「ジムニー ロングボディ」の生産はインドのマルチ・スズキで行われる可能性が高く、2022年前半の生産開始が計画されているということであった。そろそろ発表されるはずの時期ではあるが、まだそれには至っていない。

「ジムニー ロングボディ」は、まずはインド市場で先行して発売されることになりそう。その後、世界各国への輸出販売が期待されるが、この点については現段階で具体的な情報は無い。

日本市場での販売も期待され、発売日は2023~2024年頃が予想される。

ジムニーロング 5ドアはホイールベースが延長される

ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニーロングは通常ジムニーシエラからホイールベースが約300mm延長されたモデルとなるだろう。全長も約300mm延長の約3850mmとなりそうで、前後オーバーハングをほぼ変えずに、主にホイールベースの延長によってロングボディ化される。開発中のテスト車両の画像は3ドアであるが、ロングホイールベース化が実施されているのがわかる。

問題は、3ドアだけでなく5ドアも用意されるのか、日本発売されるのか、そして発売時期である。

ジムニーロング 3ドアはインドや欧州での発売は可能性大

ジムニーロングの3ドア仕様は、生産拠点のインドや、欧州向けに発売される可能性は高いと考えられる。特に欧州向けにはCO2排出量の規制が緩い、二人乗りの商用車になることが考えられる。

しかし、ラダーフレーム構造に手を加えたロングホイールベース仕様になっていることから、5人乗り5ドア仕様の乗用車としてのグローバル販売も視野に入れていることが予想される。そうなると、後述する電動パワートレインの搭載は必須となるだろう。

ジムニーロング5ドア仕様を計画しているから、オーバーハングではなくホイールベースを300mmも延長させた

オーバーハングではなくホイールベースが300mmも延長されるということは、後席の乗り心地と居住性が重視された結果と考えられる。

この開発中のロングボディ版が商用車に限られ、ボディ後半は荷物の積載がメインになるというなら、ホイールベースについて多少の延長はあったとしても、リアオーバーハングで延長させたほうが合理的だ。ホイールベースの延長を抑えたほうが小回りも利くし、悪路走破性でも有利である。

300mmもロングホイールベース化されたボディの意味するところは、やはり、5ドアの乗用車が計画されているということだろう。

5ドア版ジムニーの計画無しなら、リアオーバーハング延長でも良かった

スズキは東京オートサロン2019でジムニーシエラ ピックアップ スタイルを発表していた。

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

これは通常ジムニーワイドより全長が300mm延長されていたが、ホイールベースに変更は無い。全長については、ジムニーロングのテスト車両と同じであるが、伸ばされた箇所が全く異なる。

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

このピックアップ スタイルのボディ後部は荷台であるが、このように2列目シートが無いか若しくは重視をしない設計であれば、リアオーバーハングを伸ばしたほうが都合が良い。

手間のかかるホイールベース延長を敢えてやったということは、後席に人が乗った場合の居住性を重視した表れだろう。5ドア版が用意される可能性は高いと考える。

ジムニー5ドアロングボディ仕様、Googleストリートビュー掲載の真相

余談となるが、開発中の5ドアロングボディ仕様が、Googleのストリートビューで発見され話題となった。

偽装無しの状態で、三重県鈴鹿市内を走行するジムニー5ドアロングボディ仕様であるが、その前後のコマでは、同色の3ドアジムニー通常モデルの画像が確認できる。つまり、この5ドア仕様はGoogleストリートビューが偶然に生み出した合成写真というわけだ。

よく見ると窓から見える運転席と後席に座っている方は、同一人物のようであるし、後席ドアバイザー前方が欠落している。リムジンに迫るような長すぎるホイールベースも現実離れしている。

ジムニー 5ドア ロングにも搭載か、24kWモーターハイブリッドも可能性の一つ

「ジムニー 5ドア ロングボディ」に搭載されるパワートレインはどのようなものになるのか。特に欧州や日本など先進国向けにはハイブリッドパワートレインの搭載が必須となってきている。

SX4 S-CROSS

マルチ・スズキではS-CROSSなどで従来型のマイルドハイブリッドシステム搭載車を販売してきた実績があり、同様のパワートレインが「ジムニー 5ドア ロングボディ」に搭載される可能性がある。

スズキ エスクード

エスクード(欧州名ビターラ)

一方で、ハンガリー生産のビターラには、2022年1月発売の欧州向けモデルから新開発のストロングハイブリッドが搭載された。そのモーター出力は24kWということで、スズキが生産する中では最も本格的なハイブリッドシステムとなった。

スズキは、2025年までにインド市場へのBEVや高出力ハイブリッド車の導入を目標として掲げていたから、近い将来、ビターラの高出力ハイブリッドがマルチ・スズキで生産対応されることが予想される。

これも「ジムニー 5ドア ロングボディ」への搭載が期待される電動パワートレインの一つとなるだろう。

ジムニーロング5ドア日本発売の実現には、通常ジムニー生産工場の負担減も必要

欧州向けジムニー販売停止で増やすことができた、国内向けの生産台数

現行型ジムニーは、発売当初は静岡県の湖西工場にて、国内向けと欧州向けが生産されてきた。現在は、欧州向けは乗用車仕様の販売が停止中。また、湖西工場では、ジムニーLCVの生産も行われていると思われるが、予定台数は非常に少ないようだ。

ジムニー 2シーター

ジムニー 2シーター 貨物車 欧州仕様

欧州向けのジムニーシリーズの生産は基本的には大幅減ということになり、湖西工場における国内向けジムニーの生産割り当て台数は増やされてきた。フルモデルチェンジ当初のジムニー、ジムニーシエラを合わせて約1350台規模であった月間販売計画は、5000台規模にまで拡大された。

ただし、直近では半導体不足による生産調整のため減らされた。

マルチ・スズキでもジムニーの生産スタート

さらにグローバルに目を向けると、インドの現地工場であるマルチ・スズキで、ジムニーシエラ日本仕様と同等モデルの生産がスタートしている。

ジムニー インド生産

スズキの発表によると、マルチ・スズキでのジムニーの生産は中南米、中東、アフリカなどに向けているとしている。それでも、ジムニーシリーズ全体としての生産能力が増強されたことで、日本向けジムニーも含まれる現行生産工場の負担軽減が期待される。国内向けジムニー、ジムニーシエラの納期短縮にも繋がるし、ジムニーロングを生産する余裕も出てくるかもしれない。

ジムニーロングの発売時期にマイナス材料、半導体不足による生産調整で通常モデルの納期が縮まらない

現行型ジムニーおよびジムニーシエラは発売時の好受注に始まり、コロナによる生産減を経て、最近では半導体不足による生産調整を強いられている。納期が縮まらない状況が続いているのだ。

JIMNY

現在のところ、オーダーの際に言い渡される納期としては1年前後の期間が多いようだが、実際にはそれより相当に早く納車されるケースもある。正確な納車時期が読めないというのが実情だろう。このような現行モデルの対応で手一杯の状況では、派生モデルであるジムニーロングの発売は後回しにされそうである。

しかし、海外向けの派生モデルが2021年夏に複数の市場でデビューしている。英国向けのジムニーLCVもその一つである。

ジムニーロングの発売に好影響か、英国向けジムニーLCVが発売、派生モデルが追加される段階になった

LCVは「Light Commercial Vehicle」の略で小型商用車を意味する。欧州ではCO2排出量規制の関係で乗用タイプのジムニーが販売停止となっているが、規制の緩い商用車の枠で新たに発売されたのがジムニーLCVである。シート配列は前席のみの二人乗り仕様で、後ろの広いラゲッジとは格子状の金網で仕切られる。

JIMNY LCV

JIMNY LCV

残念ながらジムニーLCVが日本発売される予定はない。ただし、通常ジムニーの納期が縮まらない状況下においても、派生モデルを出していく姿勢が見られたのは、ジムニーロング発売に向けてのプラス材料と言えそうだ。

ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー 5ドアロングは欧州が主力、現行ジムニー3ドアの欧州仕様は電動化に遅れ販売規模縮小

ジムニー ロングボディのテスト車両が目撃されてきたのは「欧州」であり、やはりここを主力市場の一つとして、開発されていると考えられる。欧州ではCO2排出量規制が厳格化しており、メーカーに課せられる罰金制度も始まっている。

ジムニー 2シーター

ジムニー 2シーター 貨物車 欧州仕様

現行ジムニーの欧州販売は、後部座席未装着で広いラゲッジとした、二人乗りビジネス仕様のみの販売に縮小されており、これはまだ規制が緩い商用車の販売枠を活用したものである。欧州市場における現行ジムニーの本格的な販売はストップしている状況だ。

自動車リサーチ 記事リスト
タイトルとURLをコピーしました