新型【ジムニー 5ドア シエラ ロング】K15C型ストロングハイブリッド搭載で2023年1月デザイン公開か、日本発売日いつ?2024年予約開始予想【スズキ最新情報スクープ】乗車定員は5人乗りか?

ジムニー
ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー ロングボディ 3ドア テスト車両

スズキ「ジムニー5ドア ロングボディ」は、2023年1月に開催されるインド・オートエキスポでのワールドプレミアが予想される。搭載されるパワートレインとしては、1.5L NA+24.6kWモーター+6速AGSによるシステムが予想される。新型エスクードで初採用された、スズキの最新型ハイブリッドシステムを縦置き搭載させたものとなりそう。

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ジムニー 5ドア ロングに搭載されるのは、ストロングハイブリッドかマイルドハイブリッドか

ジムニー 5ドア ロングボディに搭載されるパワートレインはどのようなものになるのか。まずコンベンショナルエンジンとしては、現行ジムニーシエラと共通となる1.5L NAのK15B型の採用が予想される。

一方で、欧州や日本など先進国向けにはハイブリッドパワートレインの搭載が必須となってきている。これには新型エスクードの「ストロングハイブリッド」と、欧州S-CROSSの「48Vマイルドハイブリッド」の二案が考えられてきた。

ジムニー5ドアロングは、新型エスクードのストロングハイブリッド搭載の可能性

ハンガリー生産のビターラ(日本名エスクード)では、2022年春に発売された欧州仕様と日本仕様には、新開発のストロングハイブリッドが搭載された。これにはメインユニットとしてK15C型のNAガソリンエンジンが採用され、これと組み合わさるPB03A型モーターは出力24.6kWということで、スズキが生産するもののなかでは最も本格的なハイブリッドシステムとなった。

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新型エスクード

スズキは、2025年までにインド市場へのBEVや高出力ハイブリッド車の導入を目標として掲げていたから、近い将来、新型エスクードハイブリッド並の高出力ハイブリッドがマルチ・スズキで生産対応されることが予想される。またFRレイアウトのジムニー5ドアロングへの搭載となると、エンジン積載方向を横置きから縦置きに変更する必要があるだろう。

ジムニー5ドアロングに欧州S-CROSSの48Vマイルドハイブリッド搭載の可能性

もう一つの搭載候補として考えられてきたのが、新型S-CROSS欧州仕様に搭載される48Vマイルドハイブリッドである。

新型S-CROSS

新型S-CROSS

メインユニットにはK14D型の1.4L ターボ(ブースタージェットエンジン)を搭載し、WA06B型のモーターは出力10kWとなる。こちらのパワートレインもエンジン縦置き化の設計変更が必要となるだろう。

新型S-CROSS インテリア

新型S-CROSS

ジムニー5ドアロングは、リーク画像によるとK15C型ストロングハイブリッド搭載が濃厚

前述の通り、ジムニー5ドアロングに搭載されるハイブリッドパワートレインとしては、「ストロングハイブリッド」と「48Vマイルドハイブリッド」の2つが候補となっていた。その後、テスト車両のリーク画像からシフトノブの形状が判明しており、それは新型エスクードのものと同タイプのようである。

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テスト車両 ジムニー5ドアロング

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新型エスクード(6速AGS)

ジムニー5ドアロングのパワートレインは、新型エスクードと大部分が共通化されることが予想される。縦置き搭載された直列4気筒1.5L NAエンジン(K15C型)と24.6kWモーターによる「ストロングハイブリッド」で、トランスミッションは6速AGSが採用される可能性が高い。

またテスト車両はエンジン音を発せずに走行していたという情報もあり、EV走行が可能な「ストロングハイブリッド」であるという仮説とも辻褄が合う。

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欧州仕様 S-CROSS(6速MT)

一方で、欧州S-CROSSの「48Vマイルドハイブリッド」については、トランスミッションとして6速MTが採用されてきた。オフロード走行が重視されてきたジムニーシリーズにとって搭載が相応しいパワートレインとも考えられたが、これはジムニー5ドアロングでは不採用となりそうだ。

ジムニーロングボディ開発車両に、遂に「5ドア」仕様が登場

これまでホイールベースを延長させたロングボディの「3ドア」ジムニー シエラについては、擬装パターンが施された車両が幾度となく目撃されてきた。新たにリークされた5ドア仕様は、後席ドアが開かれた状態こそカメラに収められてはいないものの、3ドア仕様よりも前席ウィンドウの前後長が短くなっており、後席ドアのための開きスペースが確保されていることが確認できる。さらに擬装パターンの車体を目を凝らして見ると、後席ドアハンドルの膨らみ、そして、後席ドアの開き部分の隙間も確認でき、5ドア仕様であることが判断できる。

ジムニーロング 5ドア仕様の開発車両スパイショットは、次のページ

新型【ジムニー 5ドア シエラ ロング】オートエキスポ2023でワールドプレミアの可能性

新型「ジムニー シエラ 5ドア ロングボディ」の日本発売について、現在のところ情報は無いが、その可能性は大いに残される。しかし日本発売のスケジュールは早くとも2024年頃まで待たされることが想定される。

欧州ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー ロングボディ テスト車両

「ジムニー 5ドア ロングボディ」は、まずはインドのマルチ・スズキ生産による現地仕様が先行販売される見込み。日本を含めたグローバル市場での販売展開はその後となりそうだ。

これまで、マルチ・スズキから日本へ輸入販売された前例としては、2020年7月まで販売されたバレーノがある。これと同様に「ジムニー シエラ 5ドア ロングボディ」が日本へ輸入販売されることが期待される。

スズキ バレーノ

スズキ バレーノ(2015年)

新型ジムニー5ドアロング仕様のワールドプレミアは、2023年1月12日よりインドのグレーター・ノイダで開催されるオートエキスポ2023で行われることが予想される。

カーメディア indiacarnews.com によれば新型ジムニー5ドアロング仕様の生産開始は2023年初頭とも伝えられていたが、これは半導体不足により2~3月頃まで遅れている可能性がある。それでも、2023年度の第1四半期、つまり2023年4~6月の間にインド発売されることが予想される。

ジムニーロング 3ドア商用車仕様の欧州発売も確定的か

また、「ジムニー ロング 3ドア 商用車仕様」については、欧州で販売される可能性は高いだろう。後述する通り、CO2排出量規制の緩い商用車での販売を目論んだもので、目撃されているテスト車両もこのモデルということになる。

ジムニー シエラ 5ドア ロングボディは、5人乗りと7人乗り

「ジムニー シエラ 5ドア ロングボディ」は5人乗り仕様と、7人乗り仕様の両面で開発が進められていると考えられる。特に5人乗り仕様は、全長4m未満となる見込みで、ホイールベースや全長は、これまでに目撃されてきた偽装塗装の3ドアロングテストカーと共通化されるはず。ジムニーシエラの3550mmに対し、5ドア ロングボディのテストカーの全長は3850mmが想定されていた。

ただし、7人乗り仕様ともなると、さらに全長を拡大させねば、3列目シートの搭載は難しそう。これにはリアオーバーハングの延長などが予想される。

スズキ バレーノ

スズキ バレーノ(2015年)

ジムニーLWB(ロングホイールベース)は、リークされたロードマップ上にも明記されているが

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2022~2025年の間に、スズキからデビューするSUVモデルのロードマップとして有名な図である。ここにも「JIMNY LWB & HEV」が2024年のマイナーチェンジのタイミングでグローバル市場で発売されることが図示されている。

左下には情報ソースとして、7つの自動車メディアのWebアドレスが書かれている。つまりこの図はリーク情報というより、自動車メディアの予想を丁寧にまとめたものに過ぎないのだが、かなり現実的な予想となっている。

ジムニーロング 5ドアはホイールベースが延長される

ジムニーロングは通常ジムニーシエラからホイールベースが約300mm延長されたモデルとなるだろう。全長も約300mm延長の約3850mmとなりそうで、前後オーバーハングをほぼ変えずに、主にホイールベースの延長によってロングボディ化される。開発中のテスト車両の画像からも、3ドア仕様、5ドア仕様ともにロングホイールベース化が実施されているのがわかる。

リアオーバーハングではなくホイールベース延長なので、3ドア仕様に加え5ドア仕様が登場するのは予想がついていた

スズキは東京オートサロン2019でジムニーシエラ ピックアップ スタイルを発表していた。

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

これは通常ジムニーワイドより全長が300mm延長されていたが、ホイールベースに変更は無い。全長については、ジムニーロングのテスト車両と同じであるが、伸ばされた箇所が全く異なる。

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

ジムニー シエラ ピックアップ スタイル

このピックアップ スタイルのボディ後部は荷台であるが、このように2列目シートが無いか若しくは重視をしない設計であれば、リアオーバーハングを伸ばしたほうが都合が良い。

手間のかかるホイールベース延長を敢えてやったということは、後席に人が乗った場合の居住性を重視した表れだろう。

ジムニー5ドアロングボディ仕様、Googleストリートビュー掲載の真相

余談となるが、開発中の5ドアロングボディ仕様が、Googleのストリートビューで発見され話題となった。

偽装無しの状態で、三重県鈴鹿市内を走行するジムニー5ドアロングボディ仕様であるが、その前後のコマでは、同色の3ドアジムニー通常モデルの画像が確認できる。つまり、この5ドア仕様はGoogleストリートビューが偶然に生み出した合成写真というわけだ。

よく見ると窓から見える運転席と後席に座っている方は、同一人物のようであるし、後席ドアバイザー前方が欠落している。リムジンに迫るような長すぎるホイールベースも現実離れしている。

ジムニーロング5ドア日本発売の実現には、通常ジムニー生産工場の負担減も必要

欧州向けジムニー販売停止で増やすことができた、国内向けの生産台数

現行型ジムニーは、発売当初は静岡県の湖西工場にて、国内向けと欧州向けが生産されてきた。現在は、欧州向けは乗用車仕様の販売が停止中。また、湖西工場では、ジムニーLCVの生産も行われていると思われるが、予定台数は非常に少ないようだ。

ジムニー 2シーター

ジムニー 2シーター 貨物車 欧州仕様

欧州向けのジムニーシリーズの生産は基本的には大幅減ということになり、湖西工場における国内向けジムニーの生産割り当て台数は増やされてきた。フルモデルチェンジ当初のジムニー、ジムニーシエラを合わせて約1350台規模であった月間販売計画は、5000台規模にまで拡大された。

ただし、直近では半導体不足による生産調整のため減らされた。

マルチ・スズキでもジムニーの生産スタート

さらにグローバルに目を向けると、インドの現地工場であるマルチ・スズキで、ジムニーシエラ日本仕様と同等モデルの生産がスタートしている。

ジムニー インド生産

スズキの発表によると、マルチ・スズキでのジムニーの生産は中南米、中東、アフリカなどに向けているとしている。それでも、ジムニーシリーズ全体としての生産能力が増強されたことで、他の生産工場の負担軽減が期待される。国内向けジムニー、ジムニーシエラの納期短縮も期待でき、ジムニー 5ドア ロングを国内生産する余裕も出てくるかもしれない。

ジムニーロングの発売時期にマイナス材料、半導体不足による生産調整で通常モデルの納期が縮まらない

現行型ジムニーおよびジムニーシエラは発売時の好受注に始まり、コロナによる生産減を経て、最近では半導体不足による生産調整を強いられている。納期が縮まらない状況が続いているのだ。

JIMNY

現在のところ、オーダーの際に言い渡される納期としては1年前後の期間が多いようだが、実際にはそれより相当に早く納車されるケースもある。正確な納車時期が読めないというのが実情だろう。このような現行モデルの対応で手一杯の状況では、派生モデルであるジムニーロングの発売は後回しにされそうである。

しかし、海外向けの派生モデルが2021年夏に複数の市場でデビューしている。英国向けのジムニーLCVもその一つである。

ジムニーロングの発売に好影響か、英国向けジムニーLCVが発売、派生モデルが追加される段階になった

LCVは「Light Commercial Vehicle」の略で小型商用車を意味する。欧州ではCO2排出量規制の関係で乗用タイプのジムニーが販売停止となっているが、規制の緩い商用車の枠で新たに発売されたのがジムニーLCVである。シート配列は前席のみの二人乗り仕様で、後ろの広いラゲッジとは格子状の金網で仕切られる。

JIMNY LCV

JIMNY LCV

残念ながらジムニーLCVが日本発売される予定はない。ただし、通常ジムニーの納期が縮まらない状況下においても、派生モデルを出していく姿勢が見られたのは、ジムニーロング発売に向けてのプラス材料と言えそうだ。

ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー ロングボディ テスト車両

ジムニー 5ドアロングは欧州が主力、現行ジムニー3ドアの欧州仕様は電動化に遅れ販売規模縮小

ジムニー ロングボディのテスト車両が目撃されてきたのは「欧州」であり、やはりここを主力市場の一つとして、開発されていると考えられる。欧州ではCO2排出量規制が厳格化しており、メーカーに課せられる罰金制度も始まっている。

ジムニー 2シーター

ジムニー 2シーター 貨物車 欧州仕様

現行ジムニーの欧州販売は、後部座席未装着で広いラゲッジとした、二人乗りビジネス仕様のみの販売に縮小されており、これはまだ規制が緩い商用車の販売枠を活用したものである。欧州市場における現行ジムニーの本格的な販売はストップしている状況だ。

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