
ホンダ 新型エレベート テスト走行 スパイショット(画像提供 Twitter@kyamkyamn 様)
新型エレベートが遂に国内スパイショット、新東名120km/h区間を疾走
新型エレベートの日本発売は、2024年の前半頃が予想される。遂にカモフラージュ擬装が施された新型エレベートのテスト車両が、新東名の120km/h区間を走行中にスパイショットされた。

新型エレベート スパイショット 走行中 (画像提供 Twitter@kyamkyamn 様)
さらに、追加でご提供いただいたスパイショット画像では、三重の仮ナンバーであることが確認され、「本田技研工業 鈴鹿製作所」を拠点としたテストカーであることが想定される。
ホンダが海外生産するコンパクトSUVを国内へ導入するという計画は、数年前から噂されていたが、これはインドネシアのWR-Vではないかという説もあった。今回のスパイショットにより、日本導入されるのはエレベートであることが確定的となっただろう。

新型エレベート スパイショット(画像提供 Twitter@Soraemon11M 様)
スパイショット画像からは、サイドから見たときのボンネットとフロントフェンダーの繋ぎ目が水平な一直線となっているが、これはエレベートの特徴の一つであった。WR-Vでは段差が設けられていた。

新型エレベート スパイショット(画像提供 Twitter@Soraemon11M 様)
後ろのナンバープレートがバックドア中央のオープナー下の窪みに付けられているのもエレベートの特徴である。WR-Vではボトムのバンパーラインに配置されていた。

新型エレベート デイタイムライトはVEZEL風 (画像提供 Twitter@kyamkyamn 様)
フロントからの顔つきもエレベートを決定付ける要素となっており、左右ヘッドランプとフロントグリル開口部のそれぞれが離れて配置されている。

新型エレベート スパイショット VEZELが追尾 (画像提供 Twitter@kyamkyamn 様)
日本国特許庁には、商標として「HONDA ELEVATE」、呼称として「ホンダ エレベート」といった情報で出願されている。ただし当ページへの検索キーワードでは、長音符「ー」を使わず「エレベイト」としたものが多い。

新型エレベート スパイショット リアコンビネーションランプは初代VEZEL風に見える (画像提供 Twitter@kyamkyamn 様)
新型エレベートは、ホンダがインドで生産し、日本で輸入販売するコンパクトSUVとなる。ボディサイズなど詳しい仕様は明らかとなっていないが、フィットクロスターとヴェゼルの中間のポジションにラインアップされ、トヨタ・ヤリスクロスの対抗となるモデルとなりそう。

新型エレベート スパイショット 追い越し車線を高速で走行中 (画像提供 Twitter@kyamkyamn 様)

新型エレベート スパイショット 新東名120km/h区間を疾走 (画像提供 Twitter@kyamkyamn 様)
先ほど遭遇したテストカーはホンダ新型エレベイトとのことでした。
お教えいただいた方ありがとうございました。ドラレコデータもありましたがやはり不鮮明…#スパイショット #新型エレベイト #ホンダ pic.twitter.com/knegptKCAW
— かむかむ (@kyamkyamn) May 25, 2023
ドライブレコーダーの映像では、先頭を走る新型エレベートに続き、ヴェゼルが追尾するシーンがある。その映像からは、新型エレベートのボディサイズが、ヴェゼルより若干小さく見えるような気がする。
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新型エレベートのインド発表、2023年6月6日が予定
ホンダは「ELEVATE(エレベート)」として、インド生産のグローバルコンパクトSUVを2023年6月6日に現地発表する見込み。日本市場での発売も期待されるモデルであるが、第3弾となる追加のティザー画像が公開された。
これまでのティザー画像では、スケッチによる全体像と、モデルネームのエンブレムが公開されてきた。
ティザー画像の第3弾は、真上からのショットとなり、サンルーフ付きのモデルも用意されることが判明した。
フロントフェイスは絶壁となっており、海外販売されてきたコンパクトセダン、ホンダ・アメイズにも近い印象を受ける。
Cピラーのリアクォーターウィンドウは装備されない。
代わりにバックウィンドウが両サイドまで回り込んでいるが、この程度であれば、実際には両サイドに透過部分は無く、後方視界や採光を改善するものではないかもしれない。
また、ルーフレールらしき太いシルバーのラインも確認できる。
全幅方向に最も大きい部分は、フェンダーの張り出し部分であることが想定される。ここを調整することで5ナンバーサイズのナロー版が設定されることも期待したい。ただし、輸入車ということになれば販売台数はそう多くはないはずで、ナロー版の日本仕様の設定は難しそう。
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新型エレベート、日本発売も期待、インド生産計画に輸出向け割当多数

ELEVATE開発車両(AUTO CAR INDIAによる、テスト車両のスパイショット画像もリークされていた)
新型エレベートは、世界各国で販売されるグローバルモデルとして開発された。インドで月間8000台規模の生産計画があり、同国も主力供給先ではあるが、大半が輸出向けとなる見込み。既に、日本国特許庁においても「ELEVATE」の商標がホンダによって出願されており、新たなコンパクトSUVとして輸入販売されることが期待される。

ELEVATE開発車両(AUTO CAR INDIA)
エレベートのボディサイズは、全長4060mmのインドネシア「WR-V」以上、全長4330mmの「ヴェゼル」未満であることが予想される。
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新型「エレベート」、ホンダが新型SUVのティザースケッチを公開
ホンダはティザースケッチを一枚公開した。「All-New SUV」として、全く新しいSUVであることが強調された。これは、2021年にインドでの商標登録が確認されたものの、未だ商品化されていない「エレベート」である可能性がある。
「All-New SUV」は、バンコクにあるホンダ R&D アジアパシフィックが、インド市場に向けてデザインしたもので、2023年夏のワールドプレミアが予告された。
インドだけでなく、日本発売の可能性が高いモデルとしても注目されている。
ティザースケッチからは、ヘッドランプユニットが「VEZEL」似であり、かつ「ZR-V」のように、グリルと分離したデザインの採用であることがわかる。
また、ボディスタイルは、インドネシアの3列シートSUV「BR-V」のイメージと近い。ただし、「All-New SUV」は、もっとコンパクトなボディサイズであることが想定される。
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「HONDA ELEVATE(呼称:エレベート)」、遂に日本国特許庁にも出願
ホンダは、2021年11月の時点で「ELEVATE」のモデルネームをインドで商標登録していた。新型SUVのモデルネームとして使われることが、ホンダカーズインディアの発表に明らかとなった。その語意からは登坂性能の高さをイメージさせ、SUVモデルの呼称として相応しいものと考えられる。また、「ELEVATE」は、インドネシア先行導入の3列シートSUV「BR-V」の、インド車名として使われるという説もあった。
一方で、日本市場向けには、予てよりホンダの次世代小型SUVの導入計画が噂されてきたが、これはインド生産のモデルを輸入し、国内販売するというものであった。
その後、「ELEVATE」のモデルネームは、2022年10月4日付けで、日本国特許庁にも商標出願された。商標登録されたものの発売されないケースは良くあることで、これだけで日本発売が決まったことにはならない。それでも、「ELEVATE」日本発売に向けて、前進したことには違いない。
ホンダがアジア地域の工場で生産し、国内で輸入販売するモデルは、タイ生産のアコードのほか、2023年にはオデッセイ後継モデルが中国から輸入される見込み。インドからの小型SUVの輸入もこの一連の流れの中にありそうだ。ホンダのインドにおける四輪生産は1995年からの歴史があり、これまで「Amaze」、「City」、「Jazz」、「WR-V」といった現地での主力モデルが生産されてきた。
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新型「エレベート」のボディサイズは、全長4.2m前後が予想される
現行販売されるホンダの国内向け小型SUVとしては、全長4095mmのフィットクロスターがあるが、これはフィットのエクステリアタイプの一つとして認識されることが多い。
これよりワンサイズ上となると、全長4330mmのヴェゼルがあるが、やや大きめのサイズ感から、小型SUVのニーズを十分に満足させることができていなかった。専用設計の小型SUVモデルのラインアップが望まれるところとなっている。
一方で、ホンダは新興国向けの小型SUVとしてWR-Vを2017年より海外販売しており、2022年11月にはフルモデルチェンジを施した2代目モデル(全長4060mm)を発表していた。今回公開されたティザースケッチは、この新型WR-Vとも異なるモデルのようで、やはり、全く新しいSUVとなりそう。