ミラ、ミライースがフルモデルチェンジ、軽自動車最高燃費が予想される
ダイハツの軽自動車、ミラのフルモデルチェンジが2016年9月にも実施される見込みとなっている。最新の燃費技術が採用され、軽自動車最高燃費でデビューすることになるだろう。
ダイハツは東京モーターショー2015でD-baseコンセプトを発表していた。これは次期ミライースを意図したモデルとされ、フルモデルチェンジが迫っていることを予感させるものであった。
ミラの派生モデル、ミラココアも遅れてフルモデルチェンジ
ダイハツの現行ラインアップでは、基本モデルのミラに対し、燃費特化型のミライースと2つのモデルが用意されているが、これらは新型ミラに統合され、最新の燃費技術も新型ミラに採用されることになる。このあたりの関係は一足先にフルモデルチェンジしたライバルのスズキ アルトと廃止されたアルトエコと同様となるだろう。
高張力鋼板、あるいはコペンで実績のある樹脂パネルの採用などによる大幅な軽量化。そして最新テクノロジーとしては、電磁波によって燃焼効率を高める技術が注目となる。
現行モデルの燃費性能は、ミライースが35.2km/L、ライバルのアルトが37.0km/Lということであったから、38km/L程度は確実にクリアし、場合によっては40km/Lもあり得る。
一方でライバルのアルトはスズキの燃費不正の対象車種であった。ダイハツとしてもここは一気に存在感をアピールしたいところである。
派生モデルのミラココアもフルモデルチェンジの準備が進められており、こちらは新型ミラの発売から数ヶ月遅れるものの2016年終盤での発売が予想される。