ダイハツ・キャストが9月9日に発売、新型軽自動車のボディは3タイプ

ダイハツ

新型キャストの発売日が正式発表、ダイハツがティザー画像を公開

ダイハツから新型軽自動車としてキャストが発売されることは前回のレポートでもお伝えしたが、その発売日が2015年9月9日になることが正式に発表された。8月下旬としていた予定からは少し遅れることになる。

(新型キャストのティザー画像)
キャスト ダイハツ

軽自動車市場の活況が続いているが、ここ最近に限って見ればダイハツはライバルのスズキにやや押されている印象だ。まず、燃費技術で見れば、スズキは簡易型ハイブリッドシステムのS-エネチャージを開発し、ワゴンR、ハスラーといった主力車種への搭載を完了させている。さらにこのハスラーの販売が好調で、ダイハツが現行ラインアップではカバーできていない軽クロスオーバーSUVのジャンルでスズキが一人勝ちとなっている。

(写真は新型キャストのライバル車、スズキ・ハスラー)
ハスラー

この状況を打開すべく、ダイハツが軽自動車市場に新規投入させるのがキャストというわけだ。

新型キャストは3タイプのエクステリアバリエーションを準備、しかし他社の後追いデザイン

キャストは3タイプのエクステリアデザインとして、ACTIVA、STYLE、SPORTが用意される。この中でハスラーを特に意識したのがアクティバで、クロスオーバーSUV調に仕上げられる。

(写真はホンダ・N-ONE)
N ONE ヘッドランプ

STYLEはホンダ・N-ONEを意識したモデル。レトロなデザインが採用され、ミラジーノ後継としても相応しいモデルとなる。

(写真はスズキ・アルトターボRSコンセプト)
アルトターボRS コンセプト

SPORTはスズキ・アルトターボRSを意識したモデルで、ターボエンジンのみの設定となる。ホワイトボディにレッドのアクセントを加えたカラーリングまで丸パクリとなる。

ダイハツは新型コペンにおいて、エクステリアデザインのバリエーションを容易に増やすことのできるDress-Formationを開発した。新型キャストのエクステリアが同時に3タイプラインアップできるのもDress-Formationでの経験と無関係でないと考えるが、肝心のデザインは流行モデルの後追いそのもので残念である。

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