ビーゴ後継コンパクトSUVが開発中、ラッシュ後継モデルとしてOEM販売
ダイハツが東京モーターショー2017で発表したコンセプトカー、DN TRECをベースにした市販モデルが計画されている。
これは2016年まで販売されていた小型SUV ビーゴの実質的な後継モデルと考えられる。
ビーゴ&ラッシュ後継モデルで、ジュークのフルモデルチェンジに対抗
従来型ビーゴはトヨタにも車体供給されラッシュの車名で販売された。トヨタは2020年までにSUVラインアップの強化を計画しており、その中には販売が好調なC-HRの下にポジショニングされるBセグメントクラスの小型SUVも含まれる。つまりラッシュ後継モデルというわけで、これもダイハツによって生産されることになる。
インドネシアでは先月2018年1月に、ダイハツ新型テリオスとトヨタ新型ラッシュが共通車体でデビューした。ラッシュのモデル名が使われたが、これは全長4.4mクラスの3列シートモデルであったので、日本向けのラッシュ後継モデルはこれとは別車体となる。モデル名は継承されず新たなものが与えられるかもしれない。
同クラスのコンパクトSUVでは、日産・ジュークが約8年の販売期間を経て、2018年夏-秋期にフルモデルチェンジされる見込み。
初期型ジュークは、発売時にデザインやセールス面でも大きな注目を集めた実績があるだけに、これに対抗するモデルをラインアップすることは国内販売首位のトヨタにとって定石と言えよう。