WRX S4はアイサイト搭載で40~50代から人気、目標400台の5倍を受注
スバルのスポーツセダン、新型WRXシリーズの発売1ヶ月の受注状況が発表された。
WRX S4は1992台の受注で、目標の400台に対して約5倍のオーダー。WRX S4は、2.0Lの水平対向DITエンジンを搭載し、WRXシリーズのベースモデルとして位置付けられる。昨年発表されたスポーツワゴンのレヴォーグに仕様が近く同一価格が設定されていることから、レヴォーグセダンと呼ばれることも。小型のスポーツセダンが売れないと言われる国内市場だけに、目標台数も小さく設定された。
グレード構成比は、2.0GTアイサイトが25%、2.0GT-Sアイサイトが75%と上位グレードに人気が集中した。スポーツセダンながらも自動変速のスポーツリニアトロニックCVTや運転支援システムのアイサイトを標準装備していることから、購買層の年齢は高め。40~50代が全体の6割を占めており、輸入車からの乗り換えユーザーも目立つようだ。
WRX STIは新型ボディにEJ20型エンジンを搭載、目標250台の7.4倍を受注
一方でWRX STIは1843台の受注を獲得しており、こちらは250台の目標に対して7.4倍を達成した。インプレッサWRX STIを引き継ぐモデルで、パワートレインには先代からのキャリーオーバーとなる2.0Lツインスクロールターボ水平対向エンジンのEJ20型を搭載。トランスミッションは6MTのみ。顧客年齢層は30~40代が7割を占める。グレード別ではSTIが45%、STI TYPE Sが55%となる。