ジュネーブで公開された、日産ジュークNISMO RSが今秋発売される
ジューク NISMO RSが2014年10月に発売される見込みとなった。
(写真はジュークNISMO RS、ジュネーブモーターショー2014)
日産のジュークは2010年に新型のコンパクトSUVとして発売された。本格的な悪路走破性よりも都会的でスタイリッシュなエクステリアデザインが重視され、特に欧州日本で販売台数を伸ばした。その後、自動車メーカー各社が挙ってジューク対抗のシティコンパクトSUVモデルの開発をスタートさせたほど、このカテゴリでは影響力のある車種となっている。
2014年3月に開催されたジュネーブモーターショーでは、マイナーモデルチェンジの発表とジュークNISMO RSとしてチューンアップを受けたスポーツモデルが公開されていた。その後7月には、ジュークNISMO RSが日本市場に投入されることが決まり、今秋の発売日を迎えることになった。
ジュークNISMO RSは1.6Lの直噴ターボエンジンMR16DDTのチューンアップ版を搭載
ジュークNISMO RS搭載されるユニットは1.6L直噴ターボのMR16DDTとなり、そのスペックは最高出力215ps、最大トルク29.0kgfmとなる。MR16DDTエンジンについては既にジューク16GTとしてラインアップされているが、この標準モデルの190ps、24.5kgfmからそれぞれパフォーマンスアップを受けている。
トランスミッションは8速MTモード付エクストロニックCVTが採用される。
この他、ボディは16箇所に及ぶ補強がなされており、車体剛性は4%アップが盛り込まれる。ブレーキは、フロントが大径ローター、リアがベンチレーテッドディスクが採用される。