ストリーム後継モデルの発売は2015年の年明けになる可能性
ホンダは2014年5月にストリームの販売を終了していた。その後継モデルの登場は2014年秋にもなると予測されていたが、これは大幅に延期される。2014年内の発売は難しく、2015年の年明けにずれ込む可能性が高い。
既に中国市場ではジェイドとして3列シートを装備する新型のコンパクトミニバンがラインアップしているが、これが次期ストリームとして日本市場に導入されることになる。
次期ストリームは中国市場のジェイドがベース、ハイブリッドまたは小排気量ターボを搭載
ジェイドのボディサイズは全長4660mm×全幅1775mm×全高1500mm。ホンダではオデッセイの全高が新型から拡大され、低重心ボディよりも居住性を重視した設計へとミニバンのコンセプトが移り変わりつつある。ただし、このストリームについては、従来からの低重心コンセプトが引き継がれる。全高は1.5mに抑えられることでタワーパーキングに対応し、セダンライクなドライブフィールが与えられる。
ジェイドに搭載されるエンジンは従来型の直4 1.8Lガソリンとなっており、中国市場の事情に合わせたコストの低いものが選ばれている。日本市場向けにこのエンジンを搭載させた新型ストリームが発売されることは考えにくく、フィットやヴェゼルに搭載されている1.5LハイブリッドエンジンのSPORT HYBRID i-DCD、あるいは1.5LのVTECターボの搭載が予想される。
また、ジェイドのシート配列は2列目に左右独立のキャプテンシートが置かれた計6人乗り仕様であった。このあたりも日本市場で売りやすい仕様に改められ、次期ストリームでは2列目をベンチシートとした7人乗り仕様になることが予想される。