次期レジェンドが復活、アキュラRLX SPORT HYBRID SH-AWDが北米販売
ホンダのレジェンドが2014年12月にも復活する見通しとなった。
レジェンドはホンダのフラッグシップセダンとして販売されていたが、2012年の販売終了以降は後継モデルの設定が無かった。一方でホンダは北米を中心とする海外市場で高級車ブランドのアキュラを展開しており、そこでは2012年11月に新型RLXとして、かつてのRXを後継する新型セダンが発表された。このRLXこそがレジェンドを後継するモデルとなる。
アキュラRLXは、V6 3.5L SOHC i-VTEC直噴エンジンと6速ATの組み合わせによるFF駆動モデルが先行してデビュー。その後、SPORT HYBRID SH-AWD搭載モデルが2014年8月に追加発売された。レジェンド後継としての日本発売が2年も遅れたのは、このハイブリッドモデルの登場を待っていたというわけだ。
レジェンドに搭載されるのはV6 3モーターハイブリッド システム最高出力382ps
次期レジェンドに搭載されるSPORT HYBRID SH-AWDは、V6 3.5Lの直噴エンジンと1基のモーターアシストがフロントドライブを担当。トランスミッションは7速DCTとなる。リアドライブは左右独立制御される2基のインホイールモーターによって行われる。計3基のモーターによるV6ハイブリッドシステムになり、システム最高出力は377hp(382ps)を誇る。
次期レジェンドの生産はホンダ埼玉製作所で行われる計画となっている。ちなみにアキュラRLX SPORT HYBRID SH-AWDは米国価格で5万9950ドル(日本円換算約643万円)からの車両価格が設定されている。