トヨタ・bBが一部改良で販売継続、人気薄ながらも販売9年目へ
トヨタが2005年から販売する小型ワゴン車、bBが一部改良を受け2014年9月1日に発売される。
現行bBはパッソ(ブーン)のプラットフォームをベースに開発されたシリーズ2代目モデル。日産・キューブに対抗する車種で、全高1635mmというトールボディのコンパクトカーである。発売当初は先代モデルのコンセプトを踏襲した広い室内空間と、若々しいエクステリアデザインにより若年層を中心に人気となった。ただし、ここ最近の販売台数は2014年4月360台、同5月258台、同6月230台と低迷している。販売期間9年を迎えるモデルということもあり、カタログ落ちも懸念されたが、今回一部改良を受けたとことで、まだしばらく販売が続けられることになる。
bB改良モデルはVSC、TRC、ディスチャージヘッドライト、LEDクリアランスランプを標準装備
今回のbB改良モデルは、横滑り防止システムのVSC、トラクションコントロールといった安全装置を標準化。また、エクステリアでは、ディスチャージヘッドライトとLEDクリアランスランプが標準装備され、モデル末期のお買い得モデルといった仕上がりだ。
パワートレインや燃費性能に仕様変更は無く、トランスミッションは未だ4ATの採用となる。
bBの価格は、1.3Lエンジン搭載のSグレードが160万5273円から、1.5Lエンジン搭載の最上級グレード煌が193万9091円からとなる。
bBのフルモデルチェンジについての情報は無い。販売台数も少なく車名継続は困難であると考え、次期モデルは用意されないだろう。