デミオディーゼル発売は2014年末頃になる見込み、SKYACTIV-D搭載
マツダではデミオのフルモデルチェンジが計画されている。そのスケジュールは、2014年8月発表、9月発売となる見込みだ。
そして、デミオディーゼルとして注目されている新開発のSKYACTIV-D 1.5を搭載したモデルは、2014年内を目処に販売される見通しだ。9月に先行発売されるのは1.3Lと1.5Lのガソリンエンジン、SKYACTIV-Gを搭載したモデルのみということになるだろう。
次期デミオのフラグシップグレードになるであろうディーゼルエンジン搭載モデルが少し遅れることは残念に感じるファンも多いはず。
新型ディーゼルエンジンのスペックが既に公式発表されており、その最高出力は105ps/4000rpm、最大トルクは25.5kgm/1500~2500rpmということであった。
デミオディーゼルのトランスミッションに6速MT、6速ATの2タイプ
デミオディーゼルに搭載されるトランスミッションは、6MTと6ATの2タイプがラインアップされる可能性が高い。
燃費性能についてはクラストップレベルとなることが約束されている。デミオディーゼルのJC08モード燃費は、ハイブリッドカーと軽自動車を除く全車種でナンバーワンとなることが公言されており、これは少なくとも28.0km/L程度の水準を達成することを意味する。
SKYACTIV-D 1.5は燃焼効率が改善されることで排ガス中のNOxが大幅に低減されている。1.5Lの新型ディーゼルも2.2L同様にNOx後処理装置を装備しておらず、車両価格のコストダウンが期待できる。
デミオディーゼルの価格については公式な発表が無いが、180万円程度で発売させることができれば、ホンダ・フィットハイブリッドやトヨタ・アクアを代表とする同クラスのハイブリッド勢と競合させることができるだろう。