クラウンターボが2015年に発売される見込み、2.0L 直噴ターボエンジン搭載

トヨタ

アスリートⅡ、2.0Lターボエンジン搭載のクラウン、NX200tのエンジンを縦置き

クラウンに2.0Lターボモデルが発売される見込みとなっている。

(写真はクラウンアスリート)
クラウンアスリートハイブリッド

レクサスブランドのクロスオーバーSUVとしてNXシリーズが2014年7月に発売となる。なかでもNX200tは新開発の8AR-FTS型 直4 2.0Lターボエンジンを搭載ということで注目を集めているモデルである。このターボエンジンは縦置きされることでFR車にも対応するわけだが、クラウンアスリートのボディに搭載される計画がある。

このクラウンターボなるモデルは、クラウンアスリートⅡとして2015年夏頃にも市販化される見込みだ。

(写真は8AR-FTS型エンジン)
2.0L ターボエンジン トヨタ レクサス

8AR-FTS型エンジンは、トヨタ主力のAR型4気筒直噴エンジンを2.5Lから2.0Lへ排気量ダウン。ツインスクロールターボによる過給で出力性能がカバーされている。クラウンのハイブリッドモデルも2AR型であったから、搭載させるにあたっての相性は悪くないはずだ。最高出力238ps、最大トルク35.7kgmのパフォーマンスとなる。

(レクサスNX200t市販モデル)
レクサスNX200t

クラウンターボのライバルは、スカイラインターボ200GT-t

上級車へのダウンサイジングターボエンジンの採用は、欧州メーカでは比較的早く取り入れられてきたが、ハイブリッド技術が先行してきた国内メーカでは遅れていた。最近では、日産がようやくスカイライン200GT-tとして、メルセデスベンツの2.0Lターボエンジンを搭載したモデルを発売しており、そのスペックは最高出力211ps、最大トルク35.7kgmであった。

(写真はインフィニティQ50 2.0t)
日産スカイラインターボ

クラウンターボはスカイラインターボよりも優れた出力パフォーマンスが与えられ、互いにライバルとしてのポジションが与えられるだろう。

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