新型デミオの登場は2014年秋になりそう、1.3Lと1.5LのスカイアクティブG搭載
マツダのBセグメントコンパクトカー、デミオのフルモデルチェンジが2014年10月にも行われる見込みとなっている。
既にグレード13-SKYACTIVとして現行モデルでのスカイアクティブ化が導入されつつあるデミオシリーズであるが、次世代モデルからは、エンジンだけでなくトランスミッション、プラットフォームを含めた車体全体が全グレードでスカイアクティブ化される。燃費性能はハイブリッド車でない同クラス車で、最高水準となることが予想される。
写真は新型アクセラに搭載された1.5LのスカイアクティブGである。この1.5Lのガソリンエンジンが次期デミオにも搭載されることは想像に難くない。更に、現行の1.3LのスカイアクティブGも大幅に改良されると考える。
次期デミオに搭載される1.4Lディーゼル、日本仕様での導入は難しいか
最近のマツダは、ディーゼルエンジンでの成功が記憶に新しい。スカイアクティブDと名付けられた2.2LのディーゼルエンジンはCX-5、アテンザに投入され、欧州だけでなく日本での販売も好調となっていた。さらにこの2.2Lディーゼルは2013年秋にフルモデルチェンジ発売したばかりのアクセラにも設定されている。
そして、新たに開発されているのが1.4LのスカイアクティブDである。Bセグメントカーに向けた小排気量ディーゼルエンジンということで、次期デミオだけでなく、開発中の新型コンパクトクロスオーバーSUVのCX-3にも搭載される見込み。
ただし、デミオの価格帯で高価なディーゼルユニットを搭載されるのは、日本市場には向かないと判断される可能性も高い。次期デミオの1.4Lディーゼルは欧州のみでの販売になる可能性があるだろう。