次期エスティマは新型ノア&ヴォクシーをベースに開発されている可能性がある
昨年2013年はトヨタの主力ミニバン、ノア&ヴォクシーがフルモデルチェンジを果たした。これらにはさらにもう一車種の姉妹車が追加されるということであったが、これは実質的にはエスティマ後継車に相当するモデルになる可能性があるだろう。
次期エスティマに搭載されるハイブリッドユニットにカムリの2.5L案あり
エスティマ後継車とされるトヨタが新たに計画しているミニバンは、ノア&ヴォクシーをベースにしながらも、より上級に位置するモデルになることは以前から報じられていた。これはエクステリア、インテリアの違いで差別化されると考えられていたが、実はパワートレインについても上級なものが検討されている。
新型ノア&ヴォクシーに搭載されているハイブリッドユニットはプリウスと同じ1.8LのTHSⅡ。このエスティマ後継車とされる新型ミニバンには、カムリと同じ2.5LのTHSⅡが搭載される可能性があるだろう。
ただし、このエスティマ後継車のプラットフォームについてはノア&ヴォクシーがベースとなると考える。現行エスティマはアルファード&ヴェルファイア系のプラットフォームを採用しており、次期モデルは大幅な車格ダウンということになる。
またエスティマはタマゴ型ボディの採用で、そのエクステリアデザインにおいて高い評価を得ていた。しかし、このデザインコンセプトは変更され、ノア&ヴォクシー系統の居住性を重視した箱型ボディとなる見込み。
ここまで変わってしまうと次期モデルはエスティマと呼べないかもしれない。後継の新型ミニバンには新車名が与えられるのではと考える。
このトヨタの新型ミニバンの発売は2014年の夏になる見込みだ。