ラフェスタ(日産B30)の口コミ評価と中古車相場

日産

お買い得感のあるラフェスタ

日産ラフェスタは2004年12月に発表された5ナンバーサイズ、2.0Lエンジン搭載の3列シートミニバン。
発売から年数が経っている為、エクステリアに新しさはないが、安い車体価格に対する充実装備が魅力だ。

最安グレードも電動スライドドアを装備

最安グレードのJOY Xは1,793,400円という低価格設定にもかかわらず、助手席側電動スライドドアを装備している。
スライドドアを装備した状態でも車体重量は1410kgで、重量税が上がる1500kg以下をクリアしている。

エクステリアは一世代前

ラフェスタは元々、箱型に近いボディデザインというのもあるが、今風の絞りの入った流れるようなボディ形状になっていない。
そのため、新車であっても少し古い車という印象がある。
テールライトの形状など、オシャレにも気を使っているが、購入後年数が経過し塗装状態が少しやれてくると、さらに箱型バンのような雰囲気になってしまいそうなのがデメリットだ。

広い室内

ラフェスタの箱型ボディはビジュアル的には見劣りするものの、室内を広く取ることができる。
5ナンバーサイズやルーフの低いミニバンの中では、室内は広々としており、同乗者からの評判もいい。

全グレードでエクストロニックCVTを採用

ラフェスタは全タイプ全グレードにエストロニックCVTを採用している。
2.0クラスのミニバンは現在でもトランスミッションに5ATを使っているライバル車が多い。
ラフェスタは発売当初からエクストロニックCVTが装備されているので、燃費性能に関しても、その後デビューしたライバル車と比較して遜色ないものになっている。

日産CVTの故障メンテナンス情報

日産のCVTは一部のタイプで耐久性が非常に低いものがあり、評判が悪かった。
エスクロイドCVTが出るまでのCVT(ハイパーCVTなど)は走行距離7万キロ程度で不具合が多発していた。
ただし、エスクロイドCVTに関しては、非常に評判がいい。
ラフェスタのトランスミッションに関しては、ほとんど心配の必要がないだろう。

スペック

メーカー 日産
モデル ラフェスタ
グレード JOY X
メーカー希望小売価格 1,793,400円
型式 DBA-B30
駆動方式 FF
全長(mm) 4530
全幅(mm) 1695
全高(mm) 1600
ホイールベース(mm) 2700
室内長(mm) 2690
室内幅(mm) 1420
室内高(mm) 1255
車両重量 1410
最小回転半径 5.1m
リアドア スライド
サスペンション前 ストラット式
サスペンション後 トーションビーム式
エンジン 2.0L
MR20DE
4気筒
DOHC
トランスミッション CVT
10・15モード燃費 15.0km/L
JC08モード燃費

ラフェスタ

ラフェスタの中古車価格相場

業者向けカーオークションの落札結果から、ラフェスタの相場を分析してみた。
5年落ちまでは顕著に値下がりするが、それ以降の値下がりは横ばい。
中古車でラフェスタの購入を考えているなら、5年落ちモデルを買うのが最もコストパフォーマンスがいい。
ただし、3年落ち程度でも、他のミニバン車種と比較すれば安い相場だ。

落札価格の一例

ラフェスタ 4WD 20S NB30 2004年式 走行46,000km 評価点4 落札価格800,000円 (2010年11月開催)
ラフェスタ ライダ- B30 2005年式 走行29,000km 評価点4 落札価格1,140,000円 (2011年2月開催)
ラフェスタ 20M B30 2005年式 走行26,000km 評価点4 落札価格660,000円 (2011年2月開催)
ラフェスタ 20G B30 2006年式 走行41,000km 評価点4 落札価格910,000円 (2011年1月開催)
ラフェスタ ライダ- B30 2009年式 走行27,000km 評価点4 落札価格1,540,000円 (2010年10月開催)

平均落札価格

ラフェスタ(ハイウェイスターは除く)の平均落札価格は以下の通り。
走行は15,000~60,000km、評価点は4点以上のものから算出。
ラフェスタ相場

ハイウェイスターは高い

ラフェスタはミニバン中古車の中では安いが、上級グレードのハイウェイスターの相場は高い。
通常モデルに比べ、15万~40万程度の価格差がある。

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