ホンダがストリーム中国仕様JADEの2013年9月発売を発表
ホンダの小型ミニバン、ストリームは2006年のフルモデルチェンジから7年が経過するモデルで、次期モデルへの切り替えが待望される時期に来ている。そして、次期ストリームは中国市場をメインターゲットに開発が進められ、既に2013年4月に開催された上海モーターショーでは、その市販モデルの完成車体が披露されるに至っていた。現地での車名はJADEと名付けられている。
さて今回、そのJADEが2013年9月に発売時期を予定していることが、ホンダの中国現地法人によって公表された。さらに、新型アコードについても同時期に中国市場でデビューされる計画となっている。
次期ストリームは新世代エンジンを搭載
今回の発表では、アースドリームテクノロジーについても言及されており、これによれば中国版ストリームであるJADEには新世代パワートレインが導入されるということである。具体的には1.8Lの新開発ガソリンエンジンの採用になるのではと考える。ただし、ハイブリッドエンジンの採用は見送りになるだろう。ホンダは中国でのハイブリッドエンジンの現地生産を3年後の2016年から開始する計画としており、中国市場での本格導入まではまだ時間がかかりそうである。
もちろん、次期ストリーム日本仕様はハイブリッドシステムが導入されることになる。これについては次期フィットから市販化が始まる1.5Lの次世代IMAハイブリッドの採用になる可能性が高い。さらに1.8Lの通常ガソリンエンジンモデルもラインアップされ、これは中国版JADEに導入される次世代パワートレインと同仕様になるのではと考える。
日本でのストリームのフルモデルチェンジ時期は2014年春頃の見込みとなっている。