ホンダ・NSXがアキュラエンブレムを外してジュネーブモーターショーに登場
2013年1月に開催されたデトロイトオートショーでは、2013年モデルのアキュラ・NSXコンセプトが公開された。新型のタイヤホイールに加え、フロント部分ではメッシュデザイン採用のエアインテークや新型グリルが取り入れられた。より市販モデルに近い2013年バージョンが発表されたことで、開発が順調に進んでいることがアピールされた。
その後、3月のジュネーブモーターショーでもNSXコンセプト2013年モデルは出展された。ただし、ジュネーブではホンダエンブレムを付けたNSXが登場。日本と同じくアキュラブランドが展開されない欧州では、ホンダブランドで新型NSXが販売されることになる。
もちろんステアリング中央のエンブレムもホンダマークに刷新。
ホンダNSX日本仕様、2015年発売スケジュールと予測
さて、NSX市販モデルに採用されるエンジンとして、様々な予想が立てられてきたが、排気量3.5LのV6エンジンになるというのが大方の見方となっている。想定される最高出力は470ps前後、場合によっては500psに到達するということであるから、恐らくターボチャージャー等による過給器が搭載されることになるだろう。
SH-AWD方式のハイブリッドとなり、電動モーターのトルクのみを使ったEV走行モードも備えるということだ。
2014年には詳細が決まり、コンペティションモデルがスーパーGTの500クラスに参戦する見込み。市販モデルの日本発売は2015年頃のスケジュールで開発が進められていると予想されている。