新型パレットが早ければ、2013年2月にデビュー
スズキ・パレットのフルモデルチェンジが2013年前半にも行われそうだ。
パレットは、スペース重視の乗用軽自動車として2008年よりラインアップしてきた。ライバル車として、より室内の広いタント、さらに昨年2011年デビューのホンダ・N BOXも加わったことで、パレットの販売台数は減少。2012年10月の販売台数では、N BOXが18203台、タントが12101台なのに対し、パレットはわずか3172台という結果であった。
新型パレットは、広い室内スペースに重点が置かれ、室内長はライバル車の中で最も大きくなる見込み。これまでライバル車に対して、少し狭い印象があったパレットであるが、新型では最大のキャビンスペースを設定することで商品力の向上が行われる。
新型パレットへの切り替えは、早ければ2013年の2月頃という話もある。
新型パレットにグリーンテクノロジー、燃費性能の向上
新型パレットの燃費性能は大幅に向上する。JC08モード燃費は現行パレットの20.8km/Lから、新型パレットでは28km/L以上になると考えられており、クラストップの燃費性能を達成することになるだろう。新型ワゴンRから採用が始まったスズキのグリーンテクノロジーが、新型パレットへも適応されることになる。
さらに、新型ワゴンRと同じく、全車エコカー減税100%(免税)となる見込みだ。
また、パレットベースのOEM車として販売されていた日産・ルークスは次期モデルからOEM関係が解消となる読みが有力。日産の軽自動車ラインアップは、三菱との共同出資で作られたNMKV製の車種に切り替わっていくことになる。