北米版次期レジェンド、新型アキュラRLXが発表
2012年11月28日から開催されているロサンゼルスオートショーにて、レジェンド後継車に相当する新型アキュラRLXの量産モデルが公開された。
これまでアキュラRLと名乗ってきた北米ホンダのフラグシップセダンは、今回からアキュラRLXと改名しフルモデルチェンジすることになる。
米国での発売時期は、2013年春頃になると発表されている。
この新型アキュラRLXのエクステリアデザインは、これまで公開されてきたRLXコンセプトを踏襲するものとなっている。
リアコンビネーションランプ内のストップランプはコの字に形どられたLEDのラインでできている。フラグシップのレジェンドに、ホンダの新型軽自動車N ONEに近いアイデンティティが与えられているのも面白いところだ。
次期レジェンドはSH-AWDのみになる可能性、アキュラRLX先行モデルはFF 3.5L V6
まずは、北米で発売されることになったレジェンド後継車のアキュラRLX。初期モデルで搭載されるエンジンとしては、FFの3.5L 直噴SOHC i-VTEC V型6気筒が採用される。旧モデルのアキュラRLに対し、排気量200ccのダウンサイジングとなるが、燃費性能が優れることはさることながら、出力パフォーマンスについても最高310psと同等以上を確保している。
この他に、後追いで発売されるSH-AWDモデルも注目が高い。電気モーターを内蔵したハイブリッド3.5L V6ユニットに加え、リアには左右独立にコントロールできる電気モーターを配備。高度な後輪制御により路面との追従性を高めたシステムになる。こちらは2013年末頃の発売を目処に準備が進められている。
日本仕様では、次期レジェンドとして販売されることになっており、SH-AWDモデルのみがラインアップする可能性が高いだろう。この日本版新型レジェンドの発売時期は2014年頃とされている。