新型ライフの発表は来秋2013年10月になる見込み
ホンダの軽自動車、ライフについての続報である。ライフのフルモデルチェンジは、前回のレポートで2013年3月と報告したが、これは2013年10月頃の発表へと延期となりそうだ。2013年11月には東京モーターショーが控えており、そこでは新型ライフのプロモーションが本格的に行われることになるだろう。
ライフのフルモデルチェンジ、ホンダ軽自動車が燃費ナンバーワンを達成か
昨年来から続くホンダの軽自動車人気であるが、大ヒットとなったN BOXシリーズとN ONEも、燃費性能の実力は、まだ二大ブランドのダイハツとスズキを凌ぐには至っていない。Nシリーズの販売が好調な一方で、エンジンや燃費技術で定評のあるホンダとしては、屈辱的な部分もまだ残されているというわけだ。しかし、この状況をいつまでも続けるつもりはないようで、次期ライフは軽自動車燃費ナンバーワンを獲得する可能性が高いとされている。
次期モデルもワゴンR級の背高ボディが与えられるわけだが、その燃費性能は小柄なミライース(JC08モード30.0km/L)やアルトエコ(JC08モード30.2km/L)を超えるというわけだ。
この燃費性能の大幅進化の肝となるのが、新型エンジンと新型CVTである。既に新型エンジンについてはN ONEへの搭載が実現しており、次期ライフもこれと同タイプかその改良版が搭載される見込み。さらに、残りの新型CVTについても次期ライフから搭載されることになる。この他、アイドリングストップについても進化版が装備されるだろう。
実は、N ONEは軽自動車燃費ナンバーワンとしてデビューする噂もあったのだが、新型エンジンしか開発が間に合わず実現することができなかった。次期ライフは、ホンダの軽自動車燃費ナンバーワン獲得を賭けた勝負となりそうだ。
また、ホンダならではのセンタータンクレイアウトも採用され、ライバル車よりも効率の良い室内空間の実現が期待されるだろう。
車名の候補としては、現在のところライフを引き続き採用する案が有力。ホンダは昨年からの新型軽自動車としてNシリーズを新規車種としてラインアップしてきたが、1971年以来40年以上の歴史を持つライフについては車名を継続する可能性が高い。