フォレスターのフルモデルチェンジ発表が11月13日予定、2.0L直噴ターボDIT搭載

スバル

フォレスターがフルモデルチェンジ、燃費重視型DITエンジン搭載

フォレスターのフルモデルチェンジが11月13日に行われる見込みだ。
外観写真はまだ入手できていないのだが、情報によればインプレッサXV調のボディデザインで、これを一回り大きくした感じになるようである。一部グレードでは、そのインプレッサXVの特徴の一つであったブラックアウト塗装されたアルミホイールが、また別デザインで用意されており、スバルSUVのキャラクターを強めている。

エンジンは2タイプ用意され、エントリーの2.0L NAの他に、上級グレードに採用される2.0L ターボが注目されている。このエンジンは、あの86/BRZに搭載されているFA20エンジンのターボ版で、先行してレガシィのDITグレードとして採用されたものがベースになっている。レガシィDITでは300psだった最高出力は、燃費と低回転トルク重視に振られて280psに抑えられ、フォレスターの性格に合わせた実用性に重きを置いたセッティングがなされる。JC08モード燃費は13.2km/Lとなり、レガシィDITの12.4km/Lを上回る。
また、DITエンジン搭載グレードは専用フロントマスクを装備し、外観デザインの差別化もなされるということだ。

(写真は現行フォレスター)
フォレスター

(写真はインプレッサXV)
インプレッサXV

新型フォレスターの全幅は1.8m未満、日本で扱いやすいSUV

新型フォレスターのボディサイズは全長4595mm×全幅1795mm×全高1695mmとなっている。大型化がトレンドとなっているこのクラスのSUV車の中で、全幅を1.8m未満に抑えた日本市場を意識した仕様になっているのはユーザーにとって重要なポイントだろう。ホイールベースは現行モデル比で+25mm延長され、この長さは後席スペースの拡大にほぼ割り当てられる。

新型フォレスターの車両価格は、エントリーグレードの2.0iが208万9500円、アイサイト搭載グレードとして2.0i-Lアイサイトが250万9500円、2.0L ターボエンジン搭載グレードの2.0XTは283万1850円となる。
既に予約受付が開始されており、エコカー補助金終了による販売減が懸念される中、好調な受注となっているようだ。

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