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インプレッサXVがフルモデルチェンジ、FB20型ボクサー搭載
スバルの新型インプレッサXVが本日2012年9月25日に正式発表となった。販売は10月5日より始まる。
先代インプレッサXVは、ベース車のインプレッサにSUVテイストの装飾品が加わっただけの印象が強かったが、新型は大部分が専用設計となったことで本格的なクロスオーバーSUV車として生まれ変わった。
ボディサイズは全長4450mm×全幅1780mm×全高1550mm。北米市場向けに大型化したフォレスターに対して、新型インプレッサXVは日本でも扱いやすい寸法となっている。また、全高がわずか1550mmしかないのも特徴的で、都市部の多くのタワーパーキングで駐車可能なボディサイズを実現しながらも最低地上高は200mmを確保している。
かつては居住性重視で全高を大きく設定する車種が多かったが、最近はその反動か全高を低く抑えてスポーティーでスタイリッシュに見せていくのがトレンドになりつつある。この新型インプレッサXVもそんなカーデザインの流行を取り入れたエクステリアになっている。
新型インプレッサXVにハイブリッド、1.6Lターボの計画あり
発売される新型インプレッサXVの初期モデルは、2.0L NA 4気筒水平対向エンジン(FB20型)とリアトロニックCVTの組み合わせとなる。最高出力は150ps、最大トルクは20.0kgmで、同じ2.0Lボクサーでも86&BRZに搭載されているFA20型とは別エンジンだ。
また、2013年にはハイブリッドグレード追加の計画があり、さらに1.6Lターボの追加も噂されている。
新型インプレッサXVの燃費は、JC08モードで15.8km/L。これは同じエンジンを搭載したインプレッサ2.0i AWDと同値とである。
スバルのシンメトリカルAWDは四駆ファンの中でも評価の高いシステムだが、この新型インプレッサXVにも全車標準装備となっている。
価格はベースグレードの2.0iが219万4500円、2.0i-Lが236万2500円、2.0i-Lアイサイトが246万7500円とコンパクトSUVとしては少し高い価格設定だが、全車4WDということを考えれば妥当なところだ。
この先、低価格な2WD FFをグレード追加することができれば、さらに販売台数を伸ばすことができるだろう。
また、アイサイト装備モデルが設定されていることも受注に繋がっている。発表前オーダーの内、8割を超える台数がアイサイト搭載グレードということだ。
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