新型アコードを北米ホンダが発表、日本発売はPHV搭載で2012年12月が濃厚

ホンダ

次期アコードのセダン、クーペが公開された、日本仕様はPHV主力か

アコードのセダンおよびクーペの2013年モデルが米国ホンダによって発表された。
ホンダはこれまでに次期アコードとしてクーペのコンセプトモデルを2012年1月に開催されたデトロイトモーターショーで公開していた。今回の発表により、市販型のクーペが、そのコンセプトモデルとほとんど同じエクステリアでデビューすることが確認できた。
(新型アコードクーペ)
アコードクーペ
アコードクーペ 2013

新型アコードは高出力モーター搭載のハイブリッド、燃費性能も期待できる

アコードは主力市場を北米にシフトさせてきた経緯がある。そのためボディサイズが大きくなりすぎ、特に現行モデルは日本ではほとんど売れなかった。しかし、次期モデルについては、これまでよりも期待は幾分大きい。というのも新開発のプラグインハイブリッドシステムがホンダ車種として初めて採用されることになっているからである。

これまでのホンダIMAハイブリッドは、低出力な電気モーターを装備した小型車向けのハイブリッドシステムであった。新型アコードのハイブリッドシステムに使われるモーター出力は120kWとされ、ライバルのトヨタ・カムリの105kWモーターをも上回る高出力なモーターを装備することになりそうだ。

(新型アコードセダン)
アコード セダン
アコード セダン 2013
前回のレポートで2012年11月とお伝えした日本でのアコードのフルモデルチェンジ時期は、2012年12月という予測が主力になりつつある。発売に向けての進捗はまずまず順調といったところだ。

次期アコードはハイブリッド化されるとは言え、日本ではセダンは不人気。やはり販売台数は伸びないだろう。そんな中、期待の本命と言えるのが、アコードハイブリッドのシステムをホンダの2.0Lクラス以上の他車種へ転用させることである。つまり、アコードハイブリッドをベースにしたステップワゴンとオデッセイのハイブリッド化が待望されている。

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