次期アクセラはスカイアクティブGの燃費向上&ハイブリッド化
次期アクセラは2013年秋にフルモデルチェンジするということで開発が順調に進んでいるようだ。既にテストカーの目撃情報もあがっている。
次期アクセラに搭載されるエンジンは、2.0L、1.5L、ハイブリッド、ディーゼルの4つが候補になっている。
現行モデルでは2.0LのスカイアクティブGがラインアップしているが、これは次期モデルで軽量化が盛り込まれるほか、回生ブレーキによるエネルギー回収システムi-ELOOPの採用が予定されている。これらによりJC08モード燃費は21.0km/Lを達成するとされ、これは現行アクセラ20Cスカイアクティブの17.8km/Lと比較して、燃費性能は約18%も向上することになる。また、1.5Lエンジンは、初めてのスカイアクティブテクノロジーの導入となり、JC08モードで22km/Lの達成が確実視されている。
さらにトヨタからの技術提供を受けてハイブリッドグレードもラインアップ。詳細な仕様は発表がないが、恐らくマツダ製1.5Lエンジン+電気モーターのシステムになるだろう。
アクセラにもディーゼルがラインアップ予定
もう一つ注目したいのがディーゼルエンジングレードである。マツダは、CX-5と新型アテンザに搭載する2.2LのスカイアクティブDを持っている。これを次期アクセラにそのまま搭載させて、現行のスピードアクセラに相当する上級スポーツグレードをラインアップさせるのも一つの考えとしてあるだろう。
さらに、マツダは2.2Lよりも小さな排気量のディーゼルエンジン開発をしていることを明らかにしており、その排気量は恐らく1.5L。それが次期アクセラから導入されるという噂もあるのだ。ただし、1.5Lディーゼルの初期モデルからの投入は、タイミング的に難しいと考える。
(写真は現行MAZDA3)
マツダではフラグシップのアテンザが今秋にもフルモデルチェンジを受けるということで話題になっているが、このアクセラの方が気になるユーザーも多いのではないだろうか。