ライフのフルモデルチェンジが2014年に計画
ホンダは新型軽自動車として、昨年2011年末のN BOXを皮切りに、2012年7月のN BOXプラス、さらに2012年10月にはN ONEを投入していく計画である。そんななか、気になるのが旧モデルの行く末。これまでの主力軽ワゴンであったライフは、販売終息に向かうと考えられていたが、2012年6月にはマイナーチェンジを受け販売が継続されることとなった。
さらに、2014年にはライフのフルモデルチェンジも計画されている。次期ライフは、N BOXから初導入された新型の軽自動車向けパワートレーンの採用が予定されており、ライフの車名も継続される見込みだ。
ライフは低価格軽ワゴンとして販売継続
2012年6月に行われたライフのマイナーチェンジは、N BOXから搭載の始まったS07A型の新エンジンやCVTの採用が期待されるところだが、エンジンやトランスミッションの変更はない。しかし、細かな装備の標準化でお買い得感のある価格設定となった。
例えば、プライバシーガラスやEBD付きABSを装備した、ライフCタイプの価格は税込98万円。トランスミッションは未だに4ATのままであるが、全高1.6m以上のワゴン型軽自動車で100万円を下回る価格設定は魅力的な内容だ。
ホンダは、国内の販売比率を軽自動車にシフトしていく方針で、2011年から2013年頃にかけて新型軽自動車の発売ラッシュが続く。旧車種のライフ、ゼスト、バモスは販売終了になると考えられていたが、現在のところその予定はないようだ。
最近の軽自動車は高付加価値で性能が良くなったが価格が高すぎる。軽自動車は安くなければと考えるユーザーにも応えていく。