アテンザにもSKYACTIV-D 2.2が採用される
2008年に2代目としてデビューした現行アテンザが今年2012年で5年目を迎え、次期モデルが待望される時期に来ている。
ボディデザインについては、コンセプトカー雄(TAKERI)が公開されており、このデザインがそのまま次期アテンザへと引き継がれるようだ。
さらに判明したのは、スカイアクティブDと呼ばれる新世代クリーンディーゼルエンジンを採用したグレードが新型アテンザに投入されるという。
新型アテンザには、CX-5のディーゼルエンジンを採用
このディーゼルエンジンは、次期アテンザよりも先にデビューするCX-5に投入されることが決まっている。
スペックは、4気筒 2.2L ターボで、圧縮比は14:1。これまでにない高効率なディーゼルエンジンとなる。
最高出力は175ps。これはCX-5のガソリンエンジンモデルよりも高出力である。
より上級なグレードに搭載されるエンジンとなる。
アテンザでもこのディーゼルエンジン搭載モデルが、上級グレードになるだろう。
価格は、ガソリンエンジンのスカイアクティブG搭載車で220万円程度で、これがベースモデルとなる。
ディーゼルエンジンのスカイアクティブD搭載グレードは300万円程度になると予想されている。
デビュー時期は2012年12月頃が予定されており、実質的な発売は2013年初頭あたりか。
写真は大阪モーターショーで出展された雄(TAKERI)。
次期アテンザのエクステリアデザインは、ほぼこの形になるという。
マツダの新型ディーゼルエンジン、スカイアクティブD-2.2。
従来のディーゼルエンジンは、原理的に高い圧縮比になってしまう。
高い圧縮比に対応するにはエンジンに大きく重いパーツを使う必要があった。
スカイアクティブDは、ガソリンエンジン並の圧縮比14:1を達成し、エンジンの大幅な軽量化を実現した。