トヨタ・ピクシスの軽自動車、第二弾は商用車
トヨタの軽自動車ピクシス・バン、ピクシス・トラックが既に今月の12月1日より発売を開始している。
どちらもダイハツ生産のOEM車となり、ピクシス・バンはハイゼットカーゴ、ピクシス・トラックはハイゼットカーゴと共通車体となる。
オリジナル車種との違いは、エンブレムがトヨタになることぐらいで、トヨタによる大きなアレンジは加えられない。
トヨタとしては初めての軽自動車、ピクシス・スペースをダイバツ・ムーヴコンテのOEM車として今年9月から発売しているが、今回はそのピクシスシリーズの第二弾ということになる。
ピクシススペースはテレビCM無し、営業マンの報奨金無しというOEM元のダイハツの販売に影響が出ないよう気を使いながらの販売されている。
それでもトヨタディーラーでは月に2000台近く売れ、ダイハツの販売サイドに全く影響が無いというわけでも無さそうだ。
トヨタ軽自動車ピクシスシリーズ、第三弾はミライースOEMの可能性大
(写真は、トヨタ・ピクシスに投入と噂されているダイハツ・ミライース)
今回のピクシスバン、ピクシストラックの発売に続く、トヨタの軽自動車第三弾は、ダイハツ・ミライースのOEM車になる可能性が高い。
売れ筋のミライースのOEMはやめて欲しいというダイハツ販売店からの声もあったが、どうやら現実のものとして話が進んでいるようだ。
ミライースは、ダイハツが秋に発売したばかりの新型の低燃費軽自動車で、発売してから好調なセールスが続いている。
ミライースが発売される8月までのミラ全体の販売台数はおおよそ6000台/月の水準であったが、ミライース投入後の9月以降は販売台数を伸ばし、11月には2万台を超える勢いになっている。
ダイハツの販売サイドにとっては、主力車種の一つをトヨタに取られるのは非常に痛手というわけだ。
ミライースがトヨタの軽自動車ピクシスに投入されるのは、少し先の2012年夏頃になるという予想が多い。