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新型ランドクルーザー250はGA-Fプラットフォームを採用
トヨタの新型ランドクルーザー250は、高いオフロード性能を誇るGA-Fプラットフォームを採用しています。このプラットフォームは「300」シリーズと共通で、悪路走破性に優れ、オンロードでの扱いやすさも兼ね備えています。GA-Fプラットフォームはラダーフレーム構造で、非線形テーラードウェルドブランクの最新溶接技術と超高張力鋼板を使用し、必要な剛性と軽量化、強度を実現しています。フレーム剛性は50%向上し、車両全体の剛性も30%向上しています。
新開発されたサスペンションシステムには、ハイマウント・ダブルウィッシュボーン式のフロントサスペンションとトレーリングリンク車軸式のリヤサスペンションが採用されており、前後のサスペンションジオメトリーが最適化されています。これにより、悪路走破性の指標である優れたホイールアーティキュレーションを確保し、オフロード及びオンロードでの性能向上に貢献しています。
電動パワーステアリング(EPS)は、キックバックを低減し、ステアリングフィールを向上させると同時に、低速時の取り回し性を改善しています。また、SDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)は、スイッチ操作によりフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替え可能で、オフロードの走行性と乗り心地、オンロードでの操縦安定性を両立しています。
さらに、マルチテレインセレクトとマルチテレインモニターにより、オフロード走行を強力にサポート。マルチテレインセレクトでは6つのモードから選択し、路面状況に応じた走行支援が可能です。マルチテレインモニターは、車両周囲の状況を4つのカメラで確認し、特に新機能のアンダーフロアビューを使用して、より詳細な地形の把握を実現します。
また、フルタイム4WDシステムにはトルセン®LSD付トランスファーが搭載されており、路面状況や走行状態に応じた前後トルクの最適な配分を行い、走行安定性を大幅に向上させています。このように、ランドクルーザー250は、その強靭な走りと高い走破性で、オフロードだけでなくオンロードでもその性能を発揮することができます。
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新型ランドクルーザー250日本仕様は、2.8Lディーゼルと2.7Lガソリンを用意
ランドクルーザー250のパワートレインには、信頼性、耐久性、そして悪路走破性を維持しつつ、力強い走りと環境性能を実現するために2タイプのパワートレーンが設定されています。
一つ目のパワートレーンは、2.8L直噴ターボディーゼルエンジンとDirect Shift-8ATが組み合わされています。この組み合わせは、エンジン回転数1,600~2,800r.p.mの低回転域で最大トルク500N・m(51kgf・m)を発生させることができ、低回転からのトルクフルな走行とクルマを操る楽しさを提供します。また、WLTCモード走行燃費は11.0km/Lを達成しており、DPRや尿素SCRシステムを採用することで窒素酸化物(NOx)の排出を大幅に低減し、「平成30年排出ガス規制」の基準に適応しています。
二つ目のパワートレーンは、2.7Lガソリンエンジンと6 Super ECTが組み合わされており、最高出力120kW(163PS)、最大トルク246N・m(25.1kgf・m)を発揮する自然吸気エンジンです。この組み合わせにより、スムーズな加速とともに、発進から低速走行シーンでの滑らかさや下り坂での高い車速コントロール性を追求しています。Dual VVT-iの採用や高圧縮比により、WLTCモード走行燃費は7.5km/Lを達成しています。
これらのパワートレーンは、ランドクルーザーの長年にわたる遺産を受け継ぎながら、現代のドライバーのニーズに応える性能と環境への配慮を実現しています。
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新型ランドクルーザー250のパッケージング、エクステリア、インテリア
ランドクルーザー250は、全長4,925mm、全幅1,980mmのボディサイズを持ち、伝統のホイールベース2,850mmを採用しています。このサイズ感は、オフローダーとしての機能性を維持しながら、扱いやすさを考慮した設計です。特に、ドアミラーを含めた実用全幅は2,115mmとされており、より細かい場所でも運転がしやすいよう配慮されています。
内部では、3列シートの7人乗りと2列シートの5人乗りの2つのバリエーションがあります。広い前後カップルディスタンス951mmを確保することで、快適な座席スペースを提供。さらに、6:4分割のセカンドシートを使用しても408Lのラゲージ容量が保持されています。また、5:5分割で自動的に格納するサードシートや、バックドアガラスハッチを採用し、大容量のラゲージスペースを柔軟に使えるようになっています。
デザイン面では、ランドクルーザーの伝統とモダンが融合されています。耐久性とシンプルな美しさをキーワードに、外装と内装が設計されています。エクステリアは、機能性を追求しながらもスタイリッシュな印象を与えるデザインが特徴で、特にフロントビューでは、オフロード走行時の破損リスクを考慮したランプ配置やバンパーのデザインが施されています。色彩では、「アバンギャルドブロンズメタリック」や「スモーキーブルー」などのモノトーンカラー5色と、ツートーンカラーを含む全6色が提供されています。
インテリアは、オフローダーとしての高い機能性を追求しながら、乗員に安心感をもたらす設計がなされています。特に水平基調のインストルメントパネルは、悪路でのクルマの姿勢を捉えやすくし、乗員に圧迫感を与えない低い造形が採用されています。また、視界の良好さを確保するために、低く設計されたカウルやインストルメントパネルが特徴的です。インテリアカラーには、「ダークチェスナット」と「ブラック」の2色があり、それぞれの色が力強さと精悍さを演出しています。
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新型ランドクルーザー250のトヨタセーフティセンス
ランドクルーザー250には、最新の予防安全パッケージである「トヨタセーフティセンス」が全車に搭載されています。これにより、車両、歩行者、自転車運転者、そして自動二輪車(昼間)を含む検知範囲が拡大されています。特に交差点での事故割合が高いため、ここでの支援を拡大し、衝突回避または被害軽減に寄与します。
さらに、「プロアクティブドライビングアシスト」機能は、一般道での運転をさりげなくサポートします。歩行者の横断や予期せぬ飛び出しといったリスクを先読みし、ドライバーのステアリングやブレーキ操作を介して、歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようにします。
また、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」には、「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」が設定されており、自動車専用道路での渋滞時に活用できます。レーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシストが作動中、ドライバーが一定の条件を満たす場合にシステムが作動し、認知、判断、操作を支援することで、渋滞時の疲労を軽減し、より安全な運転を促進します。
その他、ドライブレコーダー(前後方)が設定されており、走行中の映像を内蔵メモリに録画。この映像データはディスプレイオーディオでの再生が可能であり、さらにはスマートフォンやUSBメモリに転送して持ち運ぶこともできます。これにより、事故やトラブル時に証拠として活用することが可能です。
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新型ランクル250、海外仕様が先行して輸出
新型ランドクルーザー250の日本仕様の発売日は、2024年4月中旬以降が予想される。
匿名画像投稿サイトにおいて、「i-FORCE MAX」のバッジが貼られたランドクルーザー250の陸送シーンが発見された。このパワートレインは、北米向けとして採用されることが公表済みであった。2.4L 直列4気筒ターボエンジンと8速ATをベースに、48hpのモーターアシストを加えた新開発ハイブリッドシステムである。日本仕様にも遅れて、追加されることが期待されているが、現在のところ未定。
このほか、3月上旬には、陸送車で運ばれる新型「ランドクルーザー250」らしきモデルの姿が多数報告されていた。
しかし、これらの車体には国内仕様には用意されないバッジが貼られており、これから海外に向けて輸出されることが想定される。国内のディーラーに向けて配車準備を進めているわけでは無さそうである。
こちらのスパイショット画像を見る限り、ボディ形状は紛れもなく新型「ランドクルーザー250」であるが、バックドア左側に「PRADO」のバッジが貼られているのが確認できる。
「PRADO」のサブネームは、日本向けには廃止となった。一方、オーストラリアや南アフリカなど一部地域では継続され、150系からのフルモデルチェンジの体で販売されることになる。
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ランドクルーザー250 国内向けは、まだフル偽装でテスト走行実施中
また、この海外向け「ランドクルーザープラド」と時期を同じくして目撃されているのが、フル偽装のテストカーである。
新型ランドクルーザー250の日本発売については、当初、販売店では2024年3月14日の発売スケジュールで準備が進められてきたが、これは延期ということであった。その理由として、「車両のつくり込み」に時間を要している状況としており、豊田自動織機の認証不正とは直接関係が無いことが強調されてきた。
2024年3月7日にはラッピングによるフル偽装が施された新型ランドクルーザー250のテストカーが国内の一般道を走行しているのが目撃された。
今回目撃された新型ランドクルーザー250は、角目ヘッドランプのモデルとなっており、丸目ヘッドランプが装着されるファーストエディションではないようだ。
当初の発売日が迫る中で、まだ一般道の走行テストが行われていることから、やはり「車両のつくり込み」に時間を要しているのだろう。
搭載予定となっている1GD型ディーゼルエンジンは、トヨタグループ内での相次ぐ認証不正の対象の一つでもあったが、基準に適合していることが検証され、豊田自動織機は出荷停止指示の解除を2024年2月28日に発表していた。豊田自動織機における型式指定の取り消しは、ショベルカーとフォークリフト向けエンジンに限られる。
新型ランドクルーザー250の国内向けエンジンラインアップは、2.8L 直4ディーゼル(1GD-FTV型)、2.7L 直4ガソリン(2TR-FE型)で、当初の予告通り2種類が用意されることになりそうだ。
発売時期については、ワールドプレミアとなった2023年8月の段階で、2024年前半の発売が予告されていた。今回の事実上の販売延期は内々に収まる範囲に留まっている。
新型ランドクルーザー250は、人気車種プラドの後継モデルに相当する。オーダーが遅れると数年待ちという事態になることは想像に難くなく、ユーザーにとっては、受注開始と同時に契約を結びたい事情がある。そのため、新型ランドクルーザー250の発売日は特に注目される状況となっている。
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新型ランドクルーザーの予約、欧州仕様が先行
新型ランドクルーザー欧州仕様のオンライン予約が2023年12月5日よりスタートした。欧州で単に「Land Cruiser」といえば、日本では新型250系、あるいは従来型プラドとして扱われるモデルを指す。
納車開始の時期は2024年第3四半期となることが予告された。
限定台数の「ファーストエディション」に加え、「プレステージ」、「エグゼクティブ」がラインアップされる。これら3グレード構成で、5シートおよび7シートが用意される。
より上級グレードとなる「ファーストエディション」と「エグゼクティブ」には、「スタビライザー・ウィズ・ディスコネクション・メカニズム」(SDM)が備わる。この機能は、時速30km以下での走行時においてスイッチ操作でスタビライザーの切り離しを可能とする。悪路を走行するケースにおける走破性の向上と、乗り心地の改善に貢献する。このほか、20インチのアルミホイール、デジタルリアビューミラー、14スピーカーのプレミアムJBLオーディオパッケージ、ヘッドアップディスプレイなどが含まれる。
なお「ファーストエディション」は、事前販売期間中にオンラインで車両を予約した顧客のみが購入可能。18インチのホイール、クラシックな丸型ヘッドライト、サンドまたはスモーキーブルーのバイトーン外装塗装、そして「ファーストエディション」のバッジにより、特別なスタイリングで際立っている。キャビン内では、フロントシートに特別なパイピングとステッチが施される。
欧州仕様でも12.3インチのデジタルメーター、12.3インチのディスプレイオーディオが採用される。
「プレステージ」と「エグゼクティブ」は、エクステリアデザインを共有し、「フォームフォローズファンクション」のルックスを持つ。「プレステージ」は18インチ、「エグゼクティブ」は20インチのアルミホイールが装着される。
欧州仕様のパワートレインは、204 DIN hp/150 kWの2.8リッターターボディーゼルエンジンが採用され、新開発の8速ダイレクトシフトオートマチックトランスミッションと組み合わせられており、最大3,500 kgの荷物を牽引する力を持っている。さらに、2025年には、48Vハイブリッドシステムにより電動化された2.8リッターディーゼルパワートレインが導入される予定となっている。
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ランドクルーザー250 世界初公開 8月
新型ランドクルーザー”250″シリーズが8月2日(日本時間)に世界初公開された。日本では、特別仕様車First Editionを含めて2024年前半の発売が予告された。
実質的には、現行型ランドクルーザープラドの後継モデルに相当するが、予想されていた通り、「プラド」のサブネームは廃止となった。ランドクルーザー250として新たなシリーズがスタートする。
発表会では、電動化が強調されるのもの、日本仕様ではひとまず導入の予定が無い。日本向けには、1GD-FTV型(ディーゼル 2.8L ターボ Direct Shift-8AT 150kW(204PS)500N・m)、および2TR-FE型(2.7Lガソリン6 Super-ECT120kW(163PS)246N・m)の2種類のみが搭載予定のパワートレインとして発表された。
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新型ランドクルーザー250(実質的プラド後継)パワートレイン一覧
パワートレーン | 最高出力 | 最大トルク | 位置づけ | 仕向け地(予定) | |
T24A-FTS ガソリン 2.4Lターボ ハイブリッド Direct Shift-8AT |
243kW(330PS)* | 630N・m* | 上級版電動パワートレーン オフロードはもとより、発進から登坂・トーイング時まで全域でワンランク上の加速性能と環境性能を両立 |
北米・中国 | |
T24A-FTS ガソリン 2.4Lターボ Direct Shift-8AT |
207kW(281PS) | 430N・m | 量販型ガソリンパワートレーン 新開発のTNGAパワートレーンにより、のびやかで力強い走り・静粛性・環境性能を実現 |
中近東・東欧 その他 |
|
1GD-FTV ディーゼル 2.8Lターボ (48Vシステム) Direct Shift-8AT |
150kW(204PS) | 500N・m | 上級版ディーゼルパワートレーン 1GDの特徴に加え、市街地や渋滞時の実用燃費を向上 上質で静かなエンジン始動と、スムーズな走り出しも実現 |
豪州、西欧 | |
1GD-FTV ディーゼル 2.8Lターボ Direct Shift-8AT |
150kW(204PS) | 500N・m | 量販型ディーゼルパワートレーン 燃費・力強い走りで定評のある1GDと8ATの組み合わせにより、オフロード/オンロードでの扱いやすさを向上 一部国・地域で6ATを継続設定 |
西欧・東欧 日本・中近東 その他 |
|
2TR-FE 2.7Lガソリン 6 Super-ECT |
120kW(163PS) | 246N・m | 良品廉価ベーシックパワートレーン 日常域での扱いやすさを改善 |
東欧・日本 その他 |
* モータージェネレーター含めたシステム最大値
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ランドクルーザー 250ティザー公開、実質プラド後継
トヨタは「ランドクルーザー」のワールドプレミアを2023年8月2日 日本時間 午前10:00に行うことを発表した。従来型150系ランドクルーザー プラドの実質的な後継モデルとなる、新型250系ランドクルーザーであることが想定される。
先行して、北米と欧州向けにはティザー画像が公開されていたが、今回は日本市場に向けてもワールドプレミアが予告された。発表会はYouTubeでオンライン中継される予定で、内外装の新たなティザー画像も複数公開された。
一方、従来型ランドクルーザープラドの販売は、2023年7月中旬の段階でも行われていたようで、その納期として2023年秋頃が案内されるケースもあった。
トヨタがフルモデルチェンジを実施する際は、基本的には前モデルの販売を完全に終了させてから新型発表するケースが多い。しかし、今回は多くのバックオーダーを残したままの新型発表ということになる。これは、予てから噂されていた通り「プラド」のサブネームが廃止されることを意味するのではないか。トヨタの日本向けYouTubeチャンネルに開設されたワールドプレミア中継ページには、「LAND CRUISER」とだけ表示されており、「PRADO」の文字は無い。
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プラド後継、新型ランドクルーザーの北米、欧州向けティザー画像公開
北米トヨタおよび欧州トヨタは、新型車のティザー画像を現地時間2023年7月6日に公開した。左側にあるのは、1960年に発売された3代目の40系ランドクルーザーと思われるシルエット。
そして、これと対面して配置される右側のモデルは、ランドクルーザープラドを後継する、新型250系ランドクルーザーであることが想定される。
現在のところ出されているコメントは以下に限られており、詳細は現段階では明らかとされていない。
(テキサス州プレイノ 北米トヨタ)
With 65 years of heritage, you can choose to slow down or reinvent yourself. We chose the latter. Stay tuned for more updates.
65年の伝統を背負いながら、ゆっくりと進むことも、自己を再発明することも選択できます。私たちは後者を選びました。さらなる更新情報をお待ちください。
(ブリュッセル 欧州トヨタ)
More than 70 years of adventure – and the best is still to come… More information to come.
70年以上の冒険 – そして最高のものはまだこれから… 詳細は追ってお知らせします。
一方、レクサスでは2023年6月8日にフルモデルチェンジを迎えた新型GXが発表された。これは、GA-Lプラットフォーム採用など、多くの部分がランドクルーザープラド後継モデルと共通化される。
両モデルのサイドからのシルエットを比較すると、フロントデザインや、リアスポイラーの形状など、細部では明らかに異なる点が確認できるものの、基本構造はほとんど同じように見える。
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新型ランドクルーザー250 プラド、6月には欧州トヨタがティザー開始の予告をリリース
欧州トヨタは、フルモデルチェンジが迫った「LAND CRUISER」のティザーがまもなくスタートすること暗示するプレスリリースを2023年6月13日に発表した。欧州市場で単に「LAND CRUISER」と呼べば、日本市場での「ランドクルーザー プラド」に相当するモデルのことを指してきた。
この時点では、歴代 LAND CRUISERのエンブレムを順に追っただけのGIF動画が公開されたのみ。今後さらなる情報開示があることを予告しており、これはプラド後継モデルに関する内容であることを予感させた。
プラド後継モデルは、300系ランドクルーザーの弟分であることを意味する「ランドクルーザー250」のモデルネームが使われるという噂もある。プラットフォームについては、ランドクルーザー300で使われたGA-Fが、新型ランドクルーザー250でも採用される見込み。
また、プレミアム版に相当するレスサスGXシリーズについては、フルモデルチェンジ発表が、2023年6月8日に行われたばかりである。
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プラドのフルモデルチェンジ、新型ランドクルーザー250の発売日いつ?
トヨタでは、ランドクルーザープラドのフルモデルチェンジに相当する後継モデル、新型「ランドクルーザー 250」の開発が進められている。早ければ2023年終盤、遅くとも2024年夏頃までに、発売されることが予想される。
プラド後継、新型ランドクルーザー250、中国での生産は2024年夏頃開始と報道
次期プラドの中国生産を2024年夏頃から始めることが中部経済新聞によって報道された。あくまで中国での生産開始時期ということで、日本仕様がどうなるのかについては未確定である。
現行150系プラドは一部で受注再開、国内向け生産強化とキャンセル増加で納期改善
トヨタは、ランドクルーザープラドの2023年6月27日時点の工場出荷時期として、「詳しくは販売店にお問い合わせください」とアナウンスしており、現行モデルはオーダストップに近い状況が想定される。しかし、実際にはオーダーを受け付けている販売店もいくらか確認されている。岩手トヨタでは、現行型プラドの出荷目処として、6月30日時点でガソリン車とディーゼル車ともに10月中旬としている。
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プラドのフルモデルチェンジ後継モデル、2023年内の発売は絶望的か
新型ランドクルーザー250の発売時期については、2023年終盤~2024年夏頃と予想されるが、より詳細なスケジュールについては、2023年中盤となった現在も確定的な情報が無い。
そういったことから、2023年内の発売が難しくなっているという考え方もある。
新型ランドクルーザー250は、300系のショートホイールベース版となるGA-Fプラットフォームの採用が想定される。そして、そのプレミアム版として、レクサスブランドから先行してフルモデルチェンジ発表されたのが新型GXで、これは2024年に日本発売される見込み。
また、ランドクルーザー70の復活再販については、2023年9月頃が予想される。10月開催のジャパンモビリティショーでは、トヨタブースからは「新型ランドクルーザー250」が、トヨタ車体ブースからは「ランドクルーザー70」の出品が期待される。
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ランドクルーザープラド後継にはハイブリッドが用意されるが、日本仕様はキャリーオーバーの可能性
中日新聞の報道でもあった通り、プラド後継車種「ランドクルーザー250」には、ランドクルーザーシリーズで初となるハイブリッドパワートレインが採用される見込み。ただし、これは国内向けの初期モデルには導入されないと考えられる。
トヨタでは、ラダーフレーム構造にTNGA世代の技術を採用した、GA-Fプラットフォームの新型車種の導入が進められてきた。なかでもボディサイズが最大級となるのが、北米向けピックアップトラックのタンドラで、「i-FORCE MAX」と呼ばれる新開発のハイブリッドシステムが採用された。
システムのベースとなるのは、ランドクルーザー300などにも採用されるV35A-FTS型のV6 3.5L ツインターボエンジンと10速ATを組み合わせたパワートレインである。さらに、48 hp (36 kw)のモーターを加えることで、ハイブリッドシステムに仕上げられた。パフォーマンスは最高出力437hp(443ps)、最大トルク583lb-ft(790Nm)を達成する。駆動用バッテリーは、ニッケル水素式の容量1.87kWhが搭載される。
GA-Fプラットフォーム最軽量となるランドクルーザー250への搭載へは、メインユニットが2.4L直4ガソリンターボに置き換えられ、トランスミッションも8速ATとなった。「i-FORCE MAX」が搭載されるのは、北米など海外仕様のランドクルーザー250に限られている。
日本仕様のランドクルーザー250では、従来型キャリーオーバーとなる2.7L NA ガソリンの2TR-FE型と、2.8L ディーゼルの1GD-FTV型の2種類の採用が予想される。
ランドクルーザー250にも「GR SPORT」が設定されるという噂もあるが、パワートレインの強化まで盛り込まれるとは考えにくい。日本仕様に「i-FORCE MAX」が導入される可能性は低そう。
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プラド後継は「250系」、日本向けサブネーム廃止の可能性
次回フルモデルチェンジで、従来型150系から新型は180系になるのではと予想されてきたが、これは新型250系の型式が使われる。300系が使われる2021年6月発売の新型ランドクルーザーに対する、弟分の250系ということになる。特に日本仕様では、これまで使われてきた「プラド」のサブネームが廃止となる可能性があり、「ランドクルーザー250」のモデルネームが与えられるかもしれない。
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新型プラド発売を前に、ランドクルーザー70も再販へ
また、ランドクルーザーシリーズでは70型の再販が噂されてきたが、オーストラリア仕様をベースにした、日本仕様の発売も2023年9月頃に実現しそう。
2023年10月は、ジャパンモビリティーショーの開催が予定されている。そのトヨタ車体ブースでは再販を果たした「ランドクルーザー70」が出品され、さらにトヨタブースでは発売を直前に控えた新型「ランドクルーザー250」の姿があるかもしれない。
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新型ランドクルーザープラド250系はGA-Fプラットフォーム
新型プラドは、ラダーフレーム構造は引き続き採用されるものの、TNGA世代の最新GA-Fプラットフォームが導入され、軽量、高剛性化、低重心化といった基本性能が向上される。
同プラットフォームは、ランドクルーザー300のほか、レクサスLXでもフルモデルチェンジによる導入が完了しており、プラドへの導入が後回しとなっていた。
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プラドも生産増強、年度末2023年1~3月
半導体など自動車部品の供給不足が続く中、トヨタでも納期の長期化が問題となっている。その解消のため、年度末の2023年3月までは、トヨタは国内向けモデルの生産を強化していく動きがあった。
その対象車種のなかにプラドも含まれていたようで、2022年10月 1,980台、11月 2,450台、12月 2,420台であったプラドの販売台数は、2023年1月 3,070台、2月 4,310台、3月 6,110台と大きく増加していた。
新型プラドでも、従来型のユーザー層を継承、2列シートと3列シートを用意
新型プラドは、エンジンはキャリーオーバーとなるものの、ランドクルーザー300やレクサスLXで先行採用されてきたGA-Fプラットフォームの導入により車体構造から一新されることになる。それでも従来からのニーズに応えていくため、ボディサイズやホイールベースは大きく変わらないことが望まれる。パッケージングも2列シート5人乗りと、3列シート7人乗りが用意されることが予想される。
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従来型プラドはオーダーストップ中、モデル末期でも人気車種
現行型150系プラドは、2022年8月に価格改定と特別仕様車 TX“Lパッケージ・Matt Black Edition”が発売となったが、その後、約一ヶ月でオーダーストップとなっていた。前回フルモデルチェンジが2009年という、モデル末期車種とは思えないほどの人気ぶりである。
現在は、散発的にオーダーが再開されるケースはあるものの、基本的には150系プラドの実質的な販売は終了しているようだ。フルモデルチェンジに向けて、150系バックオーダーの生産と納車が進められている状況にある。
次期プラドでは、GA-Fプラットフォームの採用が予想される。これはラダーフレーム構造を取り入れたTNGA世代の最新プラットフォームで、既に300系ランドクルーザーをはじめ、レクサス・LXでも採用されてきた。搭載されるパワートレインは、現行型からのキャリーオーバーとなる、2.7L ガソリンと2.8L ディーゼルの継続採用が予想される。電動パワートレインの採用を予想する情報もあるが、これはモデル中期からになるかもしれない。
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ランドクルーザープラド、特別仕様車マットブラックエディション、2022年8月
トヨタ・ランドクルーザープラドの特別仕様車が、2022年8月1日に発売された。
新たな特別仕様車は、「TX“Lパッケージ・Matte Black Edition”」で、2021年に発売された特別仕様車「70th ANNIVERSARY LIMITED」は販売終了となる。
ランドクルーザープラド「Matt Black Edition」は、エクステリアの細部にマットブラック仕上げが採用されたモデルとなっている。
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プラド、マットブラックエディションの主な特別装備
- ラジエーターグリル[マットブラック塗装]&グリルインナーバー[マットブラック塗装]
- LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)[ブラックエクステンション]/ヘッドランプガーニッシュ[マットブラック塗装]/専用フォグランプベゼル[マットブラック塗装]
- 265/60R18タイヤ&18×7½Jアルミホイール[マットブラック塗装]
- バックドアガーニッシュ[マットブラック塗装]
- ルーフレール[ブラック]
- サイドターンランプ付オート電動格納式リモコンドアミラー[マットブラック塗装]
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ランドクルーザープラド 2022年8月1日、価格リスト
通常プラドの価格
通常プラドの車両本体価格は、ガソリンエンジン車が1万円の値上げとなる。近年は自動車価格の上昇が顕著であるが、ディーゼルエンジン車については値上りが免れた。
エンジン | グレード | 乗車定員 | 車両本体価格 (消費税10%込み) |
2.7Lガソリン | TX | 5名 | 3,676,000円 |
7名 | 3,834,000円 | ||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,179,000円 | |
7名 | 4,337,000円 | ||
2.8Lディーゼル | TX | 5名 | 4,330,000円 |
7名 | 4,488,000円 | ||
TX“Lパッケージ” | 5名 | 4,839,000円 | |
7名 | 4,997,000円 | ||
TZ-G | 7名 | 5,543,000円 |
プラド特別仕様車「TX“Lパッケージ・Matte Black Edition”」の価格
2022年のプラドに設定される特別仕様車「TX“Lパッケージ・Matte Black Edition”」は、2021年の特別仕様車「70th ANNIVERSARY LIMITED」から仕様の多くが引き継がれており価格も大きく変わらない。ガソリン車は1万円の値上げ、ディーゼル車は価格据え置きとなった。
エンジン | グレード | 乗車定員 | 車両本体価格 (消費税10%込み) |
2.7Lガソリン | TX“Lパッケージ Matte Black Edition” | 5名 | 4,300,000円 |
7名 | 4,458,000円 | ||
2.8Lディーゼル | TX“Lパッケージ Matte Black Edition” | 5名 | 4,960,000円 |
7名 | 5,118,000円 |
プラド「TX“Lパッケージ・Matte Black Edition”」の画像は、次のページ
プラドは20年の歴史を超えて、4代目250系にフルモデルチェンジされる
ランドクルーザープラドは1990年に初代モデル(70系)が登場し、ショートボディの3ドア、ロングボディの5ドア3列シート車が設定された。搭載されるエンジンは、当初は直列4気筒 2.4L ガソリンの22R-E型が用意されたが、1993年のマイナーモデルチェンジで直列4気筒 2.7L ガソリンの3RZ-FE型に刷新され、さらに直列4気筒 3.0L ディーゼルターボの1KZ-TE型が追加された。
1996年には、90系2代目プラドへのフルモデルチェンジが実施された。ハイラックスサーフなどとプラットフォーム共用が進み基本性能が高められたものの、エクステリアについては初代モデルのコンセプトが踏襲された。エンジンについては3RZ-FE型と1KZ-TE型がキャリーオーバーされたほか、上級グレードにV型6気筒 3.4Lガソリンの5VZ-FE型を採用することでプレミアムイメージが高められた。なお、1999年のマイナーモデルチェンジの後期型では、フロントデザインが大幅変更されイメージチェンジが果たされた。
2002年にフルモデルチェンジ発売された120系プラドでは、高級プレミアム路線をより明確に打ち出してきたモデルとなった。引き続き3ドアショートと5ドアロングが設定された。V6の上級エンジンには、ガソリンの5VZ-FE型がキャリーオーバーされたほか、V6 4.0Lの1GR-FE型も採用され、V6イメージを高めた。さらに5ドアモデルについてはV8 4.7Lの2UZ-FE型エンジンを搭載したモデルがレクサスGX470として北米販売された。
その後、2009年に現行型の150系プラドがフルモデルチェンジ発売となった。国内向けには3ドアショートボディは導入されず、5ドアロングボディの販売に絞られた。プラットフォームは基本的には先代型からのキャリーオーバーである。2015年にはダウンサイジングのトレンドの中、国内向けV6エンジン車が廃止となる。新たに直4 2.8L直噴ターボディーゼルを導入し、環境性能と動力性能が両立された。
2017年のマイナーモデルチェンジでは、フロントデザインがリフレッシュされ、先進的なイメージを高めている。
プラドのフルモデルチェンジによる250系登場後、150系のリセール価格の値下がりを気にする声も
一方で、プラドのフルモデルチェンジを遂げ、250系が市場に出回ると、150系のリセール価格の値下がりを心配する声もある。
特に14年ぶりのフルモデルチェンジということで、エクステリアデザインの印象も大きく変わることになるだろう。特に、装備面で大幅な進化が予想され、旧型となる150系が見劣りする部分となりそう。
しかし、パワートレインについては初期モデルはキャリーオーバーされるという公算が大きく、ここでは新旧で差が付きにくいのではないか。
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2021年6月の一部改良、ランドクルーザープラド70周年特別仕様車、車両価格429万円から
ランドクルーザーシリーズは今年で生誕70周年となる。プラドに特別仕様車 TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”が設定され2021年6月に発売となった。
ランドクルーザーシリーズは、ジープBJ型として1951年に警察予備隊への納入を目指して開発されたモデルを起源とする。結局、この入札は三菱・ジープに敗れ、納入を果たすことができなかったわけだが、国家地方警察のパトロールカーとして採用されたことで、ランドクルーザーの歴史がスタートした。
今回の特別仕様車は、TX“Lパッケージ”をベースに装備に加え、ブラックを基調とした外装と、高級感を高めた内装を特徴とする。
ランドクルーザープラド特別仕様車の車両価格は、429万0000円~511万8000円に設定された。
エクステリアでは、ブラック塗装を施したラジエーターグリル、ヘッドランプガーニッシュ、18インチアルミホイールを装備。インテリアでは、専用色サドルタンの本革シート表皮、本革センタークラスターサイドニーパッドが採用される。また、70th ANNIVERSARYのロゴが入った専用サイドエンブレムやフロアマットは販売店装着オプションとして用意される。
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通常ランドクルーザープラドも一部改良
そして、通常ランドクルーザープラドも一部改良を受け、インテリジェントクリアランスソナーの標準装備化に加え、19インチアルミホイールが新デザインとなった。
ランドクルーザープラド通常モデルの車両価格は、366万6000円~554万3000円となる。
この一部改良に関しては、小さな程度に留まったと見ている。フルモデルチェンジのタイミングが遅れるプラドであるが、既にモデル末期であることには変わりなく、現行型終盤の販売体制に移行しつつある。
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ランドクルーザー250 まとめ
まとめ更新日: 2024/04/19
- 2024年4月18日発売
- 消費税込み車両本体価格は520万円~
- 国内向けエンジンはプラドからキャリーオーバー
- ターボチャージャー新設計などブラッシュアップ
- 2.8L 直4ディーゼル(1GD-FTV型)豊田自動織機不正対象であったが、基準適合性が検証され、出荷停止指示は解除された
- 2.7L 直4ガソリン(2TR-FE型)
- 2.4L ターボハイブリッド+8速ATの「i-FORCE MAX」は、モデル中期からの導入予想
- 日本向けはプラドのサブネーム廃止
- GA-Fプラットフォーム採用
- 2列シート/3列シートの設定継続
- GR SPORTが設定される可能性
新型ランドクルーザー250 First Edition 画像 2024年4月発売
新型ランドクルーザー250 画像 2024年4月発売
新型ランドクルーザー250 (市販未定 NEO Steer採用モデル)ジャパンモビリティショー出品 画像 2023年10月
新型ランドクルーザー欧州仕様 ファーストエディション 画像 2023年12月
新型ランドクルーザー欧州仕様 画像 2023年12月