- ランドクルーザーがFMCで300系に
- 3.5L V6ターボ コンベンショナル&ハイブリッド
- 300系発売予想時期 コンベンショナルが2021年春、ハイブリッドが2023年
- プラドは2022年終盤フルモデルチェンジ予想
- プラドはラダーフレーム構造を新開発
以下で、「自動車リサーチ」が詳しく説明していきます。
ランドクルーザーがフルモデルチェンジ、2021年5月~秋頃
次期ランドクルーザーはV8からV6ターボにダウンサイズ
現行型200系ランドクルーザーは、V8 4.6LのNAエンジンが搭載される。新型の300系ランドクルーザーでは、大幅にダウンサイズを受ける。V6 3.5Lターボエンジンの搭載が見込まれており、これはレクサスLS500で搭載実績のあるインタークーラー付ツインターボのユニットとなりそう。
組み合わさるトランスミッションもLS500と同じDirect Shiftの10速ATとなるだろう。
次期ノアは2.0Lハイブリッドのダイナミックフォースエンジン搭載…
遅れてハイブリッドが追加される予定
そして、次期ランドクルーザーは、いよいよハイブリッドモデルがラインナップすることになる。各国、地域で厳しくなるCAFE規制を、電動化で対応していこうというわけである。
V6 3.5L クラスのエンジンについては、既にマルチステージハイブリッドとして、電動化が完了しており、レクサスLS500h、LC500h、クラウン 3.5Lハイブリッド といたモデルで搭載実績がある。ただし、これはプレミアムカー向けの高級パワートレインという位置づけで、ランドクルーザーなどには搭載されない見込み。
マルチステージハイブリッドとは別に、トヨタでは、より高信頼性でローコストなV6ハイブリッドシステムが開発中となっている。
この開発中のハイブリッドパワートレインは、V6 3.5LターボとDirect Shift-10ATのパワートレインをベースに、アシストモーターを一つ装備したものになる可能性が高い。いわゆるマイルドハイブリッドシステムと呼ばれるものになりそうである。
このV6 3.5Lターボのマイルドハイブリッドシステムは、2022年にフルモデルチェンジが予定されている北米市場向けのピックアップトラック、新型タンドラから搭載されていく見込み。300系ランドクルーザーへの搭載は、その後ということになりそうである。
次期クラウンは北米ハイランダーベースのSUV…
新型ランドクルーザーの発売時期
現在のところ、想定される300系ランドクルーザーの発売時期をパワートレインごとにまとめてみる。
まずは2021年4月あるいは5月ごろの発売が想定されるのは、V6 3.5Lターボのコンベンショナルガソリンエンジン搭載モデル。
そして、燃費性能の高いV6 3.5Lターボ、マイルドハイブリッドエンジン搭載モデルは、約2年後の2023年あたりに、追加ラインナップされることが予想される。
エクステリアはオーソドックスなクロカンスタイルが踏襲される。
さらにGRランドクルーザーの発売も計画されている。
次期アルファードは電動化に逆行、2.4Lターボ…
プラドは2022年フルモデルチェンジの見込み
一回り小さいランドクルーザープラドもフルモデルチェンジの準備が進められている。こちらの発売時期は、300系登場から約1年半後、2022年の終盤あたりが想定される。
プラドのエンジンは2.8Lディーゼルと、遅れてハイブリッド
次期ランドクルーザープラドへの搭載が予想されるエンジンは、2.8Lディーゼルで、現行エンジンのブラッシュアップ版となる見込みである。
さらに、2023年にハイブリッドエンジンの追加が検討されているが、詳しい仕様はまだはっきりとしていない。
新型プラドは新開発ラダーフレーム構造を採用
ボディはラダーフレーム構造が引き継がれる。これはキャリーオーバーという意味ではなく、新開発となる見込み。より悪路に耐え得る高剛性で頑丈なボディとなり、環境性能を満たすための軽量化も果たされるはずだ。