トヨタ【新型ランドクルーザー300】世界発表、フルモデルチェンジでTNGA(GA-F)採用

ランドクルーザー

トヨタは新型ランドクルーザー300(LC300)をワールドプレミアさせた。

LC300

ランドクルーザーは1951年8月に強力なエンジンを備えた4輪駆動車、TOYOTA BJ型として全国各地でパトロールカーとして採用されたモデルをルーツとする。ランドクルーザー生誕70周年となる今年、長年にわたる技術の積み重ねと、最新技術の融合により素性を刷新し、2021年夏以降に世界各地で発売することが予告された。

7月、日本仕様の先行予約スタートへ

新型ランドクルーザー300の日本市場への導入時期については、7月に先行予約の受け付けがスタートされる見通しとなっている。オープンされたティザーサイトでは、8月1日に向けたカウントダウンがスタートとしており、この日が正式な発売日となるだろう。

LC300 インテリア

新開発GA-F採用、V6エンジンへダウンサイズ

プラットフォームには、新開発のGA-Fが採用される。ラダーフレーム構造をTNGAに基づき新設計することで、-200kgの軽量化が実現された。

GA-Fプラットフォーム

パワートレインは、3.5Lガソリンと、3.3Lディーゼルの2種類から選択可能となる。何れもV6エンジンでツインターボが採用される。トランスミッションとしては、10速ATが備わる。これら以外に、V6 NA エンジンと6ATを搭載するモデルも用意されるが、日本市場には導入されないだろう。また、200系で採用されてきたV8エンジンモデルは廃止となる。

LC300-GR

最上級グレードとして、GRブランドからのスポーツモデルが用意され、車両価格は1000万円を超えると噂されていた。これ以外の通常モデルの車両価格についても発売日に正式に告知されることになるだろう。

LC300ランドクルーザー

ランドクルーザーのフルモデルチェンジ、300系のグレード構成

上級グレードとして「GR-S」、「ZX」

まずは最上級グレードに設定されるのが「GR-S」となる。GRスポーツグレードの存在については、以前から噂されていたが、これはフルモデルチェンジ初期のタイミングからのラインアップとなりそう。KDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)が採用されるほか、専用デザインのグリル・バンパーが特徴となる。車両価格は1000万円を超える見込みで、話題性を狙ったグレードである可能性がる。

ランドクルーザー GR-S

そして、多くのユーザーにとっては、これまでの200系と同じく「ZX」が実質的な最上級グレードとなるだろう。足回りは、20インチアルミホイールを装備(他は18インチ)。スタビライザーには、リニアソレノイドバルブ式のAVSが採用される。

ランドクルーザー E-KDSS

E-KDSS

以上、「GR-S」と「ZX」はエンジン選択肢として、V6ディーゼルとV6ガソリンターボの2種類が用意される見込み。シート配列は、3列7人乗り仕様、2列5人乗りから選択可能となるだろう。

ランドクルーザー 3列シート

標準グレードはV6ガソリンターボのみ

標準的なグレードとして「VX」「AX」「GX」が用意される。標準的とはいえ、車両価格は従来型200系から1割程度の値上りが予想され、エントリー価格は500万円を超えてきそう。

ランドクルーザー リアコンビネーションランプ

これらのエンジン選択肢としては、V6ガソリンターボの1種類のみとなる見込み。

キックセンサー付きのパワーバックドアは「VX」グレードのみにオプション装備可能となるだろう。

ランドクルーザー シート配列

また、グレードを問わず、3列目シートはキャプテンシートの採用となり、乗車定員は従来型8人から、新型7人となる。

ランドクルーザーのフルモデルチェンジで採用されるエンジン

V6 3.5Lターボエンジン(V35A-FTS型)

従来型200系ランドクルーザーは、V8 4.6LのNAエンジン(1UR-FE型)が搭載されてきたが、このグレードは今回のフルモデルチェンジで廃止となる。

V35A-FTS型ガソリンターボV6 3.5L

V6 3.5L ガソリンターボ

これを引き継ぐダウンサイズエンジンとして、新型300系ランドクルーザーへの採用が見込まれるのが、V6 3.5Lターボエンジン(V35A-FTS型)である。これはレクサスLS500で搭載実績のあるインタークーラー付ツインターボのユニットで、組み合わさるトランスミッションもLS500と同じDirect Shiftの10速ATとなるだろう。日本仕様にも相応しいエンジンとなる。

3.3Lディーゼルエンジン(F33A-FTV型)

次に、ディーゼルエンジンとしては、新開発の3.3L(F33A-FTV型)の採用となりそうだ。こちらは新しいエンジンということで環境性能も高いため、日本仕様への搭載が見込まれる。

F33A-FTV型 V6 3.3Lディーゼルエンジン

V6 3.3L ディーゼル

V6 4.0Lガソリンエンジン(1GR-FE型)

また、海外仕様のみとなりそうだが、V6 4.0Lガソリンエンジン(1GR-FE型)も搭載エンジンの一つとなる見込み。このエンジンの初期型は2003年からの製造で、これまで改良が繰り返し行われることで高い信頼性を獲得してきた。海外の低品質なガソリン燃料にも対応する。

FJ CRUISER

FJクルーザー 1GR-FE搭載

遅れて新開発ハイブリッドが追加される予定

そして、次期ランドクルーザーは、いよいよハイブリッドモデルがラインナップすることになる。各国、地域で厳しくなるCAFE規制を、電動化で対応していこうというわけである。

LS500h フロントグリル

LS500h

V6 3.5L クラスのエンジンについては、既にマルチステージハイブリッドとして、電動化が完了しており、レクサスLS500h、LC500h、クラウン 3.5Lハイブリッド といたモデルで搭載実績がある。ただし、これはプレミアムカー向けの高級パワートレインという位置づけで、ランドクルーザーなどには搭載されない見込み。

ランドクルーザー 200

ランドクルーザー200系

マルチステージハイブリッドとは別に、信頼性が高くローコストなV6ハイブリッドシステムが新たに開発中となっている。

この開発中のハイブリッドパワートレインは、V6 3.5LターボとDirect Shift-10ATのパワートレインをベースに、アシストモーターを一つ装備したものになる可能性が高い。いわゆるマイルドハイブリッドシステムと呼ばれるものになりそうである。

このV6 3.5Lターボのマイルドハイブリッドシステムは、2022年にフルモデルチェンジが予定されている北米市場向けのピックアップトラック、新型タンドラから搭載されていく見込み。300系ランドクルーザーへの搭載は、その後ということになりそうである。

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リーク画像、ランドクルーザーが300系へフルモデルチェンジ

ワールドプレミアに至った300系ランドクルーザーであるが、以前からリーク画像がロシアのサイトであげられていた。

300系ランドクルーザー フロントグリル

ランドクルーザー300系リーク画像

300系ランドクルーザーのフロントグリルは、シンプルな横桟を採用していること、トヨタエンブレムの存在感が強調されていることは、現行型を踏襲している。一方で六角形グリルについては廃止されているようだ。現行型で言えばRAV4系のスクウェア感のあるライン取りがわかる。

300系ランドクルーザー ナビゲーション

ランドクルーザー300系リーク画像

インテリアはシンプル。必要最低限のナビゲーションディスプレイ。

300系ランドクルーザー リアコンビネーションランプ

ランドクルーザー300系リーク画像

バックドアのデザインからもスクウェアなラインが確認できる。

300系ランドクルーザー ステアリングホイール

メーターディスプレイは2つのアナログ式を含む。

300系ランドクルーザー ヘッドランプ

ランドクルーザー300系リーク画像

連灯型のヘッドランプが採用される。

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