スイフトスポーツが11月下旬に発売、東京モーターショーに出展

スズキ

スイフトスポーツがフルモデルチェンジ

昨年2010年にスズキのスイフトがフルモデルチェンジしてから1年が経つ。
遂にスイフトスポーツも3代目としてデビューすることになった。
今回のフルモデルチェンジでは、ボディデザインはキープコンセプトながら、エンジンは出力アップ、トランスミッションは大幅改良と、走りに直結する部分がグレードアップする。
ブラック基調の内装もスポーティーで、スピードメーターの目盛は240km/hまで表示されるなど、ドライバーズシートに座れば走り出したくなる雰囲気も十分だ。

新型のスイフトスポーツ、2011年11月の下旬にも発売されるほか、東京モーターショーのスズキブースでも新型車として出展される。

新型スイフトスポーツ、エンジンは先代のキャリーオーバーながらも出力アップ

新型スイフトスポーツに採用される1.6LのM16Aエンジンは、既に販売終了した2代目スイフトスポーツからのキャリーオーバー。
ただし、可変吸気システムが新たに採用されるほか、吸気VVTおよび冷却システムにも改善が加えられ、高効率化することになる。
最高出力と最大トルクは、2代目スイフトスポーツが125ps/15.1kgmだったのに対し、次期スイフトスポーツは136ps/16.3kgmと大幅に向上。
新型のスイフトスポーツに搭載されるエンジンは、先代と同排気量ながらも、より効率の良い高出力エンジンにグレードアップする。

新型スイフトスポーツ、MTは6速化、オートマはCVTの7速へ進化

今回のモデルチェンジで、最も進化するのがトランスミッションである。
先代スイフトスポーツのトランスミッションは、4ATと5MTが設定されていたが、新型はCVTと6MTにグレードアップ。
CVTは7速のパドルシフトによるマニュアルモードへの切り替えが可能になったことで、新型スイフトスポーツはCVTモデルの販売も好調になりそうだ。
マニュアルミッションモデルは1段ギアが増えたばかりではなく、先代では評価の低かったシフトフィールについてもしっかり改善してきている。
先代モデルのMTに、あまりいい印象を持っていないユーザーは、新型スイフトスポーツの6MTを一度、試乗してみてはいかがだろうか。

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